夏本番を前にして、ゆかたを取り上げているショプの情報が出揃ったようです。
月初めに京都から集めた情報によると、今年の6月末時点でのゆかたの動きは鈍いとのこと。
特に既製品のゆかたが苦戦しているみたいで、売り場に吊るしていれば売れる、また、ディスカウントすれば売れるという時代は終わったように感じています。
誰もが気軽に着るゆかたから、おしゃれにこだわる浴衣の時代が来たようですね。
今日、新しい下駄が入荷しました。
こだわりのぞうりタイプの下駄で、素材の桐台にシルクの鼻緒を取り付けたとてもお洒落な品。
鼻緒がとても面白いでしょ。
写真を大きくしてみました。
鼻緒が立体的に見えるのがお解りになると思います。
着物を着てしまうと鼻緒全体が見える訳ではありませんが、ほんのわずかのチラリズムがとても個性的。
当然ぞうりタイプですから、ゆかた以外に小紋や紬などの夏物・単衣物にも合わす事のできる下駄です。
そこで、仮にこのぞうり下駄を履いているとします。
想像してみてください。
お友達と花火を見て帰りに立ち寄った喫茶店。
椅子に腰掛けると鼻緒が全容が見え、周りの人たちの目を引くのでは・・・・・
習い事のお稽古に、玄関でぞうりを揃えておくと、それを見た先生やお友達がお洒落なぞうりに声をかけて下さるのでは・・・・・
そのような 見る人の心を引き付ける装いが着物のお洒落です。
下駄ひとつとっても着る人の感性が解るだけに、あなどれないアイテムだと私は思いますよ。
ちなみにお値段は ¥19,800のお品です。
ところで、きもの愛好家にご報告しておきたいことがあります。
過去2回開かれた 「きもの文化検定」 が、今年から石川県金沢市で受験できるようになりました。
今日、その話し合いが石川県和装振興会であり、金沢会場のお世話をすることになりました。
とりあえず概略をお知らせしておきます。
『第3回きもの文化検定』
実施日・・・・2008年10月26日 (日曜日)
会場・・・・・・金沢歌劇座 (旧観光会館)
詳しい内容については、もう少し後にご報告したいと思っています。
実は会からの要請で金沢会場のきもの文化検定の広報をすることになり、頑張ってみたいと思っているんですよ。
興味のある方は是非参加してみて下さいね。
その前に情報を公開しないといけませんがね・・・・・・・