シンプルな胡蝶蘭の附下げ

 

今日は店には私一人。

午前中はのんびり事務的な仕事をしていたのですが、午後から来客が重なり大忙し、売り場の後始末を途中にして今日の投稿です。

 

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こちらの写真は刺しゅうで胡蝶蘭を模様にした附下げ(つけさげ)。

シンプルで上品な仕上がりです。

 

着物には染料で染めるもののあれば、絞りで模様を形取るものなど、多種に渡る染め方がありますが、このように単色の刺しゅうの附下げというものは、とても少ないはずです。

 

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その特徴は、ビーズを並べたような刺しゅうの仕方にあります。

 

相良繍(さがらぬい)といって、日本刺繍の一つで、布の表に出した糸で輪を作り、針先で輪を拾って、出した糸の根元に針を入れ、こぶ状のものを作りながら模様を表していく技法で附下げを作っています。

 

この相良繍は家紋を入れる際にも使われることがありますが、輝くような刺しゅうと違い、奥ゆかしい味があるものです。

 

主にその相良繍で仕上げた胡蝶蘭。

多くを語っている訳ではありませんが、シンプルなだけにお召しになる方の内面の優しさと輝きを感じる着物ではないでしょうか・・・・・・

 

パーティやお茶会などにサラッと着こなすと素敵でしょうね~

今年もあとわずか、済ませておかない仕事がいっぱいあるのに、いっこうに進んでいません。

今年は主婦業にも気を配らないところがあり考えているだけで疲れが溜まります。

 

一日を終えて明日の段取りを考える私ですが、何事も予定で終わってしまっていて反省をしています。

今日忙しさのあまり、東京のお客様に送る荷物の発送を忘れていました。

この調子では先が思いやられそうです。

貴方のクリックが明日への力になりますm(_ _)m
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