この着物とベアーの染め帯は生前お母さんが着ていたものです。
それを娘の寸法に縫い直し、長女が着てお出かけです。
娘の年代にしては少し地味ですがお母さんの面影が残り生き返りました。
娘も大変喜び嬉しそう・・・・・・
実は今日、金沢のホテルで金沢市染色作家10周年記念の「きものの装いパーティー」があり、お客様と共に参加させてもらうことになったんですね~
会場には業界の関係者や、私たちのような着物好きな方々が集まり華やかで、加賀友禅の振袖や訪問着、小紋や紬など色とりどりの着物に圧倒される私。
どなたも素敵で金沢の着物文化の高さを感じさせられました。
このバーティーは、金沢市の染め・織り・刺しゅうなどの染色作家さんが、協会10周年を記念して開いたもので、日本の四季12ヶ月を12人の染色作家さんが、一つの月を受け持ち、その月をイメージした作品の帯を創り「きものショー」をするという内容も組み込まれ、私たちを楽しませてくださいました。
司会者から「一月、○○○の作」、と言ってモデルさんがステージを歩き、プレタポルテのきもの版のようでした。
このモデルさんも作家さんのお嬢さんが出ていたりして、アットホームな感じで楽しかったですね~
着付けや着物の提供は「装道きもの着付け教室」がしてくれていたのですが、モデルさんの中に私の店のお客さんがいらっしゃって驚きました。
私たちはこのステージの横で拝見していたのですが、そのお客様が私達の前に来ると「写真を撮っておいて」というような声が聞こえて気がついたんですね~
その他にも楽しいショーが用意されていて、和やかなパーティーでした。
改めて着物の面白さ、豪華さに目が潤ったひと時でした。
娘も初めての体験で良い勉強になったことでしょう・・・・・
金沢市染色協会の方々に感謝です。
ありがとうございました。