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昨日のブログにアップした写真が、記事のタイトルと違う商品をアップしていまいました。
映像の柄は「宝尽くし」という文様で、「四君子」の文様とは異なるものです。
お詫びして訂正させて頂きます。
なんだかんだ言っている間に8月も終わろうとしています。
店内からは夏の姿が消え、訪れる秋の準備に余念がありません。
そして、半畳ほどの小さな秋を創ってみました。
秋の「しつらえ」です。
これからの時期はなんといってもお月見、十五夜になります。
壁に月の字を描いた麻のれんをタペストリーのようにして使い、ワインの花びら膳に明かりを照らし、その上からは色付き始めたモミジが・・・・・
小さきけれどなんといっても主役は、古布で造られた月見団子に群がる兎達、そして、その横には兎の香炉(こうろ)を・・・・・
人恋しい赤みが欲しくて、手前に絵ロウソクと燭台(しょくだい)を添えてみました。
秋の夜長を楽しむ風情を演出してみたのですが、感じ取って頂けているでしょうか・・・・・・
このようにして、四季を楽しむ空間を創ってみるのもいいものですよ。
疲れた心を癒してくれるだけではなく、来客があった時の印象も抜群だと思います。
これから新しい品が入荷する度にディスプレーも変わりますが、とりあえずは店からの提案を売り場の中に設けました。
次に、写真撮影のために陶芸家・吉田洋子氏の器も花びら膳の乗せて、おもてなしの演出もしてみました。
始まろうとしている秋、私の9月が動き出しました。
しばらくは、「秋のしつらえ」に頭を使う日が続きそうです。