寒さが厳しい2月なのに、例年に比べ平野部に雪が見当たらないという暖かい日が続いています。
そして、今日は春を感じさせる穏やかな陽気に恵まれた日曜日・・・・・・。
妻の百か日の法要です。
そのお参りを済ませた後に、お客様が企画してくださった妻の追悼茶会。
私達家族も含め12人が集まりお客様のお宅で執り行われました。
作法を知らない我が家族、皆を招待してくださり長女は縫い直しをしたお母さんの着物を着て、子供たちは初体験のお茶会です。
特に長男は無縁の世界に緊張しまくり・・・・・
お客様に教えていただきながらの一服です。
最初はお抹茶をいただき、席を変えお煎茶をいただくという贅沢なお茶会でしたが、無作法な私たちをおもてなしいただき心から感謝するばかりです。
お母さんは遠い世界から私たちを恥ずかしそうに見ていたかもしてませんね。
お集まり頂いたお客様は、この店で出会い交流が始まり、生前中、妻が大変お世話になっていた方々です。
今日のお茶会を見ていて、単なる小売店が出会ったお客様とこのような関係が持てることを大変光栄に感じています。
ここに至るまでの準備もお客様同士で考えてくれていたんですね~
私はこの現実がとても不思議で、人の優しさ思いやりを改めて感じた次第です。
これもお母さんのお陰です。
きっと空の上から喜んでいる事でしょう・・・・・。
こちらはお抹茶席です。
そして、休憩を挟み隣の部屋で開かれたお煎茶席。
お煎茶でおもてなしをしていただくの初めてでしたが、とても美味しくて・・・・・
知らなかった世界をこのようにして体験ができて、本当に、本当にありがたく思っています。
妻の追悼茶会を開いてくださり心から感謝申し上げます。
私達家族は幸せ者ですね~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






