今日は会の最終日でもあり、お母さんの誕生日の日でもありました。
午前中と夕方からが忙しくて、ようやく落ち着き、
会のプレッシャーから解放されホットしているところ
です。
この会を振り返る前に、お越し頂いたお客様に感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
私が描いていたにぎわいとは ほど遠い結果に終わりましたが、一生懸命取り組んだこともあり満足しています。
なんといってもお客様に着物の面白
さを再認識して頂くたことができたことが一番で、いつの日か新しい風がこの店に吹くことを信じてやみません。
中でもきもの遊びコンテストは、お客様の心が和んだみたいで、楽しい会になったのではなかったと思っています。
それにお客様がどのような着物を欲しているかをある程度掴むこともできましたしね~
いろんな意味で勉強になりました。
こちらの着物は、石川県無形文化財にしていされている、ご当地の牛首紬です。
それも夏物の紬で、紗(しゃ)のようなシャリ感のある風合いの着物です。
過去にも牛首紬の記事をこのブログに書いたことがありますが、先染めの織物の生産が少なくなってきていて、夏物となると非常に少ないのが現状です。
織物の紬は、そのほとんどが縞柄で、通好みと言えるのではないでしょうか・・・・・
手触りも柔らかく、糸の粘り強さを感じる絶品の品と言えるでしょう・・・・・
夏物といえば、基本的に盛夏の7・8月を指しますが、この牛首紬でしたら、6月から9月いっぱいまでお召しいただくことが出来ると思います。
これから蒸し暑くなる季節が訪れようとしていますが、夏物のカジュアル着をお探しになる際には、牛首紬があることを選択肢の中に入れておいて下さいね・・・・・
ところで今日はお母さんの誕生日。
そのことを覚えて下さっている友達やお客様が店に尋ねてくださり嬉しかったですね~
一年前を振り返れば、20日の日は日曜日で、お茶の遠州流の準師範のお免状もらいに東京に出かけて日でした。
その日のことをはっきり覚えています。
日帰りで着物を着て戻ってきた時の感激と疲れが混在していた表情を・・・・・
いつもお母さんがいて、安心しきった家庭の中で子供たちが好きなように時間を使い、5人で綾織りのようにして我が家の絵を描いてきた幸せな時でした。
あれから一年の月日が流れ、その絵は4人で織りなす絵になってしまいましたが、要の結び目にはいつもお母さんに糸が入っています。
お母さん、誕生日おめでとう・・・・・
これから4人でどのような模様の絵が描けるか心配しているかもしれませんが、みんな頑張っているのでドキドキハラハラしながらも見守っていて下さいね。
そして、あなたに出会えて事を心より感謝しています。
ありがとう

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







