今日の投稿をする前に、昨日は充分な記事が書けなくて応援して下さっている方には申し訳なく思っていますが、連日緊張が続くとさすがの私でも疲れてしまって・・・・・
パソコンを開き、ゆったりした気分で記事を考えています。
お値打ちの会も今日で4日目が終わりました。
この会はまだ終わっていませんが、店作りのキーワードに浴衣というものがあることで、店の敷居が低くなったのか随分お若い方が訪れてくださいます。
小さな店ですが浴衣や着物に関心のある人との出会いがあり、店の商品や私達スタッフのことを知ってもらえるって有難いですね~
お客様の印象度が気になるところですが、もっともっと魅力的な店を創りたいと元気をもらっているところがあるようです。
ありがとうございました。
今日は夜空に浮かぶ柄を2点紹介してみます。
まずは星座の柄を帯にした夏名古屋帯。
織り糸が細く紗織(しゃおり)のような軽くて透明感のある帯です。
お太鼓に出る柄は「はくちょう座」、夏の夜空に輝く星座を西陣織で織り上げた品で、裏糸がない「すくい」という「つづれ織り」のような織り方をした手仕事。
後ほど腹の部分の模様もアップしましたが、「夏の大三角」の星座をストーリーにして創られています。
暗闇の中で金と銀で輝く星座、これを帯で表現したものですが、なんとロマンティック帯だことでしょう・・・・・
シンプルな柄ですが引きつけられる魅力に心動かされています。
この品も同じ種類の帯で、夏の夜空に絵を描く大輪の花、花火です。
地上から空に向かって上がる一本の日の玉がいいですね~
本物の花火を写真に収めアップしたような錯覚にさせられる仕上がりに驚かせれています。
こちらが先ほどの星座の帯の腹の部分です。
上が「わし座」で、下が「いと座」。
帯に仕上げると帯地が横に半分になり、模様が一つ隠れますが、この3つの星座で「夏の大三角」になります。
素敵でしょ・・・・・
そして、これが花火柄の帯の腹の部分です。
(黒の帯芯を入れた状態がこの写真の色になります。)
2点ともとてもオシャレでしょ・・・・・
このような帯を締めて、夜の繁華街に出て、美味しいお料理を食べながらワインなどで語らいができたら素敵でしょうね。
間違いなく主役はこの帯を着こなし貴方です。
またもや好きな事を書いてしまいましたが、職人さんの工夫と技が伝わる帯を紹介しました。
ところで「お値打ちの会」は明日28日で幕を閉じます。
最後の力を絞って悔いが残らない一日にしたいと思っていますが、これもお客様がいなければ答がでません。
どうかお近くの人は是非立ち寄ってみてくださいね。