「一期一会」を大切にしたい・そして貝合わせの訪問着

今日は来客も多く、その対応に追われる一日でした。

店を閉めると、張り詰めていた緊張感が解きほぐされグッタリ・・・・・

 

さて、3日間の「おもてなしの器展」にお越しいただいたお客様をはじめ、この会の為に力を貸していただいた陶芸家・吉田洋子先生や、お花の先生には心から感謝を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

 

私が目標としていた結果には届くことが出来ませんでしたが、ご覧になられた方々には楽しんでいただけたように感じています。

 

一つの催事を終わる度に、振り返り至らなかった点を反省をしていますが、美の追求をお客様に伝える難しさ、と同時に、人それぞれに感性の違いを知らされています。

あたりまえの事なのにね・・・・・。

 

生活の中に和のある暮らし、この大きなテーマはこれからも伝えていかなければならない私の仕事で、続けていくことで地域の方々が和に対する気付きというものが生まれてくるように考えていて、一期一会の言葉の重さを感じているところです。

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この話はこれくらいにして、今日は古典柄の訪問着を紹介してみます。

 

kaiawasenohoumonngi.JPG

黒地の「貝合わせ」の訪問着です。

文様は古典柄でも、地の色が黒となるととても個性的になって映ります。

 

金地の袋帯を合わせると豪華でしょうね~

 

この文様は「蛤文」(はまぐりもん)ともいい、蛤は対の貝しか合わないため、平安時代から貝合わせの遊びに使われました。

(今で言うとトランプのシンケイスイジャクゲームのようなものだと思います)

内側が美しく装飾された貝を「合わせ貝」、それを納める容器を貝桶(かいおけ)といい、おめでたい文様として、単独で、または組み合わせて、着物や帯の模様に使われています。

 

その意味では格調高い柄と言えます。

 

お正月の新年会などのパーティーにお召しになると素敵だと思いますよ・・・・・。

 

 

ところで、ジタバタしている間に9月も終ろうとしていて、もぅ~月末になってしまいました。

比較的にお天気が続き残暑が残る月であったように思うのですが、そろそろ年末の事を考えなくてはならない10月が近づいています。

 

本当に時間が過ぎるのが早いものだとつくづく感じています。

 

明日の夜はお月見茶会。

どうも、このようなことをしているから一日が短いのかもしれませんね・・・・・。







 

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