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今日はいろんなことがあり、ようやく静かになったところで
店を閉め、ざわついた心を落ち着かせながら今日の投稿です。
最初はこの写真から・・・
お客様の愛犬、トイプードルの「クロ」ちゃんです。
お伺いするととても喜んでくださいましてね~
飛び跳ねるやら、体の上に乗ろうとからんだりしておおハシャギ・・・
だけどカメラを向けると、カメラ目線でおとなしの構えでこのポーズです。
可笑しくって一緒に遊んでしまいました。
歓迎してくれてありがたかったですね~
さて、来週の金曜日から「神無月の会・おしゃれ革命」と題して、楽しい着物の装いを提案したいと考えています。
このタイトルからして なにやら派手な花火を上げるかのように思われるかもしれませんが、中味は実にシンプルなもので、無地感の着物をベースに帯や小物で面白さを出すという着こなしの提案を意味するものです。
例えばこの着物です。
東京竺仙さんの縞柄の江戸小紋・・・故児玉博さんの型紙を使い手染めで浅野栄一さんが染められた由緒正しい江戸小紋ですが、遠くで見ると無地で近づくと単色の小紋になって見え、着物としての主張を押さえた着物です。
以前ですとこのような着物には、袋帯や格式の高い名古屋帯を合わせ、セミプォーマルの装いにまとめたものですが、店ではカジュアルな装いも選択肢として提案したいと考えています。
一つの例としては、このような染め帯でのコーディネートです。
帯締めは薄めのクリーム地で、中にブルーの色が入ったものを・・・・・
そして、ここではアップすることができませんでしたが、長襦袢におしゃれなポイントを持ってきて、さりげないおしゃれな演出するという着こなし方です。
これまで市場に流出している小紋と言えば、模様や色がたくさん入った着物柄が多く、そのコーディネートの仕方は、帯でスッキリ感を出し、長襦袢はピンクやクリームのボカシという合わせ方でした。
それを逆パターンにした考え方で、その枝葉は衿や帯止め足袋、そして草履やバッグにまで伸ばした装いを「おしゃれ革命」という表現で現したものです。
このブログを見てくださっている方には、いつもと同じで変化がないように感じられるかもしれませんが、仕入れ先の協力を仰ぎバージョンアップでお伝えしたいと思っています。
その準備が明日ぐらいから始めるつもりでいますが、まずは売り場の大移動からです。
しばらく商品と備品が入り乱れ、ご迷惑をお掛けするかもしれませんが再びこの店のチャレンジが始まります。
話題は変わり、我が家に嬉しいニュースが飛び込んできましてね~
夢叶うということだけ触れておくことにします。
お母さんの病気が判ってからというもの、4人で無我夢中で走ってきただけに喜びもひとしおです。
春には新しいページが開くことでしょう・・・・・
夢は叶えるためにあるもの・・・それを教えてもらった気がしてお母さんが後押しをしてくれていたのかもしれません。
お母さんにも報告しないとね・・・。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







