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いつも私は、家族を含めさまざまな人達に助けられ、いろんな意味で、自分の力でここに至っている訳ではないことを常日頃から感じています。
そして同じような価値観を共有出来ることを喜びとして受け取っている私です。
ところが経営者という立場から店のことを考えると、どおしてこんなにも孤独なのかと、一人であることの寂しさに包まれることがありましてね~
今日がその日だったのかもしれません。
目先の11月から12月までの販促を考えても、新しいアイディアが湧いてこなくて苦しんでいます。
この店の理念を捻じ曲げないで、なおかつ、時代に合ったメッセージを地域の方々に送るにはどうしたらいいのだろう・・・・・
これまでと同じで無いものを・・・
何かを変えることで、取り組む側がワクワクした気持ちになれるものを・・・
考えるだけで何も進んでいない事を反省しながらも、
経営者の目で航路を探す難しさを味わっています。
横にお母さんがいてくれたらな~と、思う事もあるが、これが私の仕事。
頑張らないといけません。
11月を和装業界の立場から覗くと、何と言っても七五三でしょう・・・
昨日も七五三参りをするご家族の着付けを店でサポートさせていただきましたが、この場合お母さんはどのような着物を着たらいいかご存知でしょうか・・・。
一番ふさわしい着物は、色無地・附下げ・訪問着といった略礼装が適当であると考えています。
例えば写真にある訪問着に袋帯といった組み合わせです。
簡単にコーディネートしたものをアップてみましたが、とても上品な訪問着で、深い色がベースになった袋帯が高級感をかもし出してくれています。
色合いからして、入卒やお茶会のなどにも素敵でしょうね・・・・・。
フォーマル着の解説が物足りないかもしれませんが、アップした写真で感じて頂けるものがあれば幸いです。
ところで、我が家はお花の楽園状態になっていて、妻の一周忌に捧げられた生花でいっぱいです。
まるで生前のお母さんが復活したかのように華やかさを増しています。
多くの方々からこんなにも素敵なお花をいただくなんて思ってもいませんでした。
お母さんも喜んでいると思います。
ほんとうに有難うございます。
この状態を目にした二女が、「お母さんみたいな人気者になりたいな・・・」と・・・、
その娘の声に、「優しい思いやりがないとお母さんのような人にはなれない」と、返した私でした。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







