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寒波で大荒れになるとの予想でしたが、積雪も少なく、とりあえずは一安心。
厳しい寒さは続いているものの、今日はお茶花の会の恒例の行事になっている初釜の日です。
妻のことがあってお稽古を随分お休みしていますが、要のお茶会には必ずといってお誘いを受け、今回も
お仲間に入れて頂くことに・・・
今年で7回目の初釜だそうで、
会場は同じ白山市の懐石料理に店「鈴おき」さん。
席入りは午前11時、12人での茶会です。
作法は表千家。
最初は「濃茶」から・・・
緊張が走る瞬間ですが、この張り詰めた空気が心地よくてね~
身も心も引き締まります。
濃茶が終わると懐石の始まりです。
これが初釜の楽しみに一つで、気心が解っている人達との語らいでリラックスムード。
一品、一品、手を加えてくださった旬のお料理に舌鼓(したつづみ)。
和食の優ししい味付けに大満足です。
最後に出されたカキガイの入ったご飯が美味しくて御代りをしてしまいました。
そして、休憩をはさんで「薄茶」です。
長時間の正座は辛いものがありますが、新年をお茶という文化で、それも着物に囲まれて、和の世界を充分満喫することが出来てとても幸せでした。
それにしても先生をはじめメンバーの方がとても優しくて、不作法な私でも事あるごとに呼んでくださってとても感謝しております。
ありがとうございました。
ところで、明日で新しい年を迎えて一週間が過ぎようとしています。
波風が立たない穏やかな時間に包まれていますが、いつまでもこれでいい訳がありません。
具体的な目指すものを見つけ出し、行動に移す事が本来の私です。
現状で何が出来るのか、どうすれば、着物に関心を持って頂けるのか、掘り下げて考えないと・・・