◆
地元の問屋さんが浴衣を見直そうと立ち上がり、金沢で2010年の新作浴衣の発表会がありました。
お誘いを受け、私はその会場に出向くことに・・・
さまざまなメーカーの浴衣が、自分の出番だと言わんばかりに、多彩な彩で迎えてくれ、会場は夏一色。
有松絞も健在です。
仕立て上がりのプレタ浴衣も発表になっていましたが、これまでの経験からこの会場では反物で注文を入れることにしました。
ここで店側として整理しないとならないのは、市場の動きをどう読むか、その中で、夏場の店作りを どうしたいのか・・・ここに絞られます。
それは今年の傾向とかメーカーの思いなども参考にしながら組み立てをしなくてはなりません。
他にも、この会場にはない
ブランド浴衣も揃えることもあり真剣勝負。
私の頭の中は、描いた大きさのジグゾーパズルを埋めるかのごとく、各年代層の品揃えも考えながら、綺麗でオシャレな品をセレクト。
この仕入れが個性的な売り場を生みだすんですね~
だから何度も見直しをします。
さて今回はというと、不透明な経済状況ではあっても、「おしゃれなコーディネート」の追及を変えることはできませんでした。
例年より多く注文をしてしまったみたいです。
最後に面白い写真をアップしてみました。
ウサギの形をした籠バックです。
背中の部分に秘密があるわけですが、とてもユニークで一目ぼれしてしまいました。
ここに私の店の遊び心があるのかも・・・
店に入荷した際にはもう少し詳しくアップしてみたいと思っています。
ここのところ気持ちがだらけていましたが、今日は張り詰めた緊張の中で前向きに考えることができた一日でした。