新しい色無地の提案と「お雛様で春を演出」

何故か自分の写真というものは好きではありません。

 

なので、このブログにも私の写真はあまり登場することがありませんが、たまたま地元の雑誌に載せて頂ける機会に恵まれたので、今日は私の顔写真からアップさせてもらいます。

 

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恥ずかしいのですが、この写真が毎日ブログ記事を書き綴っている私です。

ガッカリする方もいらっしゃるかもしれませんが、今月の誕生日というコーナーで取り上げていただいたものです。

 

まだ、誕生日が来ていないので実際には54歳、4日後には55歳になるという完璧なおじさんですが、こんな私でも雑誌に写真が載ると嬉しいものです。

 

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この雑誌は「金澤」というもので、石川県内を中心とした北陸の衣食住から娯楽に至るまで楽しい情報を集め、地域の方に親しまれているものです。

 

今月の20日に書店などに並ぶと思うので、地元の方は是非ご覧になってみてください。

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今月もあれこれ考えている間に時間だけが過ぎてしまい、進歩がみられない状態でいます。

左義長も終った事だし、気分を変える意味で、お正月飾りを下げて店の模様替えをすることに・・・

 

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そして、店のウインドーが変わりました。

 

次なる店作りは春です。

春といえば節分やバレンタインデーなども控えていますが、私の店はなんといっても「お雛様」でしょう・・・。

そのことを意識して、ウインドーを仕上げてみました。

 

待ち遠しい春が来たって感じでウキウキしていますが、店の前を通り抜ける方にはどのように映ることでしょう。

 

そして、着物では色無地にスポットを当て、新しい提案が出来ないものかと思案中です。

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例えば紬の無地におしゃれな名古屋帯を合わせて、街着にしてみるのも面白いと思いませんか・・・

着物が無地だから帯合わせも簡単だし、季節の移り変りを帯で表現してみるのも素敵でしょうね~

 

 

どのような提案が出来るのか、仕入先とも相談をしないといけませんが、式服のような着物から一歩踏み込んだ「おしゃれな色無地の着こなし」を探り始めているところです。

 

そこで、着物初心者もいらっしゃるかもしれないので、色無地のことについて少し説明を加えさせていただきます。

 

 色無地とは黒以外の色で染めた、又は、織った着物の事で、模様が入らない色だけの着物のことをいいます。

 

 無地染めの着物を背縫いに一つ、家紋を入れ袋帯を締めると、訪問着と同格の装いになり、控えめなフォーマル着として、お茶会、入卒、宮参りや七五三、そして法事など、儀式事から習い事に至るまで幅広くお召しになれます。

 

紋が入ることで略礼装となる色無地、TPOに合わせて色や素材を使い分け、帯や小物を変えて活用してください。

(弔事の席には悲しい心が表れた色合いがふさわしいでしょう)

 

最近の傾向として、無地の着物にもお洒落な着こなしを求める方が増えていて、江戸小紋を色無地感覚で着たり、紬素材の無地をカジュアルに着こなす人など、紋を入れないで着物を楽しむ方が増えてきています。

 

これは2月号の「あ・うん」に書き込んだ文ですが、色無地の基本を知っていただく意味で情報紙から
添付してみました。

参考にしてください。

 

こうして、店は春の中に飛び込もうとしています。

しばらくは北陸の天気との にらみ合いになるかもしれませんが、心は春です。




 

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