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昨夜10時頃ゲリラ豪雨のような雨が降りましたが、朝起きてみれば夏の鋭い日差し。
お昼過ぎに用事があって外に出たのですが、「この暑さはなんだ・・・」と、口に出したくなるくらい気温が上がっていて、本格的な夏が訪れたみたいです。
急に暑くなったこともあって体力が付いていきませんが、今日から催事向けの売り場作りが始まりました。
畳を入れ、陳列棚を移動することから始まる訳ですが、この仕事が地味で本当に嫌になります。
しかし、この作業を済ませないと前に進めません。
ぶつぶつ言いながら売り場を広げる仕事で一日が終わり、記事になるネタを考えることができませんでした。
そこで今日はこのブログのことを書いてみようと思います。
投稿する記事の中味に試行錯誤する日々が続いていますが、4年余し続けていると、いろんな方がご覧になられていることを肌で感じ、「有難いな~」と思うことが度々あります。
その中には和装業界の関係者の方も多くいて、私のブログに興味を持たれている呉服店さんも少なくないようです。
それらの情報は仕入れ先の担当者から入ってくる訳ですが、どなたも、「休まず続けていることが偉い!!」と言って評価してくださっているみたいです。
嬉しくなります。
時には恥ずかしくなることもありますが、無理をしてでも続けなくてはならない使命感のようなものを持って投稿している私です。
いつなくなってもおかしくない小さな店が、ブログを書き続けることで店の存在を知ってくださる。
それも、店に来た事のない遠くの人が、着物や和雑貨に興味を持たれてご相談を頂戴する機会に恵まれるなんて、こんな光栄なことはありません。
まさかこのような展開になるとは、想像もしていませんでした。
そんな私は自分に言い聞かせていることがあります。
それは、ありのままの自分が伝えられるブログでありたい。
商売も子育ても思い通りにはならないものです。
もっと広く言うならば、それが人生というもので、輝く時もあれな、悲しい結末を迎えることだってあります。
そしていつか、老いや死と闘う時が必ず来ます。
私は良いことも悪いことも含め、自分の身の回りに起きる多くの事を、自分と向き合い、正直に生きてみたい。
そんなことを思いながら記事を綴れたらと思っています。
その核となるものはなんといっても私の仕事になりますが、仕事にプロ意識を持って信じる道を歩いて行くつもりでいます。
事実と向き合えるブログにしたいとで、更に大きく言うのなら人間とは人生とは、というものは
そして今日、祇園祭の「ちまき」が店に届きました。
差出人を確かめると、先日ブログから夏帯を買っていただいた京都の女性が、店に送ってくださったものです。
商品の買い物をしてくださった上に、このような品を頂くとは なんと有難いことでしょう・・・
この「ちまき」は、疫病や災難除けとして出入り口に吊るすものです。
ちまきの持つ意味が解るだけに感謝申し上げたい。
ありがとうございます。
夕方から何度かお礼の電話を入れているのですが、お留守みたいで、明日もう一度、電話するつもりです。
この方もブログで出会った方ですが、「ご縁」というものはなんと不思議なものでしょう。
多くの方にパワーをもらって自分が存在しているみたいで、「ご縁」というものに感謝しないといけませんね。