「加賀友禅と遊ぶ」東藤肇先生が描かれた半衿・神無月展情報№9

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新しい商品が溢れんばかりに店内を埋め尽くしております。

 

「神無月展」が開けるよう、今週の木曜日までに売り場を作り上げなければなりません。

乱れた店内を一つずつ整理していく訳ですが、店のスタッフが「デパートより品揃えが豊富・・・」と、ひとり言。

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確かに風呂敷であれ、かんざしや草履などの和装小物、のれんやタペストリー、ちりめん細工など、私の店が取り上げている商品の奥行きの深さは、他の店には負けないかもしれません。

 

最初の写真は手刷りポチ袋のニューバージョンで、「赤富士卯」と「卯鏡餅」です。

(サイズ10×6㎝・5枚入り・・・¥504)

ポチ袋の中で一押しの品です。

 

赤富士卯の色合いが好きで、今日のトップ写真にしてみました。

 

 

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そして、同じような和紙を使った心のポチ袋。

こちらは3枚入りで¥210の品になります。

 

店の定番商品で以前にもアップしていますが、卯年でもありもう一度紹介させていただきます。

 

 

さて、これからが皆さんに伝いたい今日の記事です。

 

今週の金曜日から「加賀友禅と遊ぶ」というタイトルで神無月展を開催しますが、その時に加賀友禅作家・東藤肇先生をお招きして、正絹の小風呂敷や半衿にお客様の希望される模様を描いていただけるという、珍しい企画を考えています。

 

まさに「遊び」の企画で、小風呂敷は先月の13日に肇先生が描いてくださった見本品をアップしましたが、半衿見本が遅れていて皆さんにご紹介が出来ませんでした。

 

それが、ようやく店に届きました。

 

 

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楽器柄と兎の模様の2点。

 

いずれも白の正絹塩瀬半衿に先生が描いてくださった模様です。

皆さんの感想はいかがでしょう。

 

私は模様が多い気がしていますが、この半衿を叩き台にして、神無月展の期間中にお客様のオリジナル半衿を描いていただこうと考えています。

 

ちなみに期間限定で、正絹半衿をお求めいただければ、肇先生が模様を描き入れて、総額3千円でオンリーワン半衿を手にすることができます。

 

肇先生は、訪問着や塩瀬の染め帯、長襦袢など、格式のある模様を描いている作家さんで、今回のようなお仕事は初めてだと聞いています。

 

そもそも加賀友禅を違う角度から紹介したいという話から動き出した企画で、私のわがままを聞き入れてくださったことを心より感謝しています。

 

それにしても、思い描いている模様を先生に伝え、それを筆で表現するって本当に難しいことなんですね~

よい勉強になっています。

 

このように、想像する世界を肇先生と共有することができます。

これって普段できないことです。

 

どうか神無月展の期間中に3千円の金額は必要ですが体験してみてください。

 

会期は10月22日(金)~25日(月)の4日間です。

東藤肇先生は24日(日)までの3日間、店のお越しになられているので、直接イメージを伝えることができます。

お好きな模様の写真があれば、その写真をお持ちください。

例えばペットの写真とか・・・

(その写真から模様を手描きすることも可能です)

 

最終日の月曜日は私がお聞きして先生に伝えることになるので、日にちを間違えないようにしてくださいね。

 

話が前後しててしまって・・・

解りにくい点があれば、電話やメールでお尋ねください。

 

 

チョト気分を変えて・・・

 

 

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昔の着物生地から作った「しめ縄飾り・伊勢海老)です。

 

この飾りなら毎年大切にするのではないでしょうか。

だって世界に一つしかない手作り品だし、アイディアが面白いでしょ・・・

 

大きさは23×60㎝でお値段は¥13、650の品になります。

 

 

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そして、その品を売り場に出しました。

 

紅葉がまだだというのに、私の店はお正月飾りを演出しています。

 

こうして、入口から順番にディスプレーを変えていくわけですが、着物の売り場までには到達していません。

 

これからが大変ですが、良い展示会が出来るように、時間を惜しまずベストを尽くしたいと考えている私です。

 

話が長くなってしまいました。

今日はこれくらいにして、また明日お会いしたいと思います。

 

それではお休みなさい。

  

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