夜空に浮かんだ「浴衣祭」の看板と坂口幸市さんが染めた「加賀小紋」を記事にしました

  遅くなりましたが、今月の店作りのテーマでもるある看板が店頭に立ちました。

DSC_0002.JPG天の川に浴衣を浮かべてみたい、そんな想いから「コーディネートにこだわる浴衣祭」の看板を作ってみたのですが、この願いを現実のものにしなくてはなりません。

店内に並ぶ浴衣たちも私と同じ気持ちでいるだけに、今回の看板が人を引きつめるものであって欲しいものです。

そして、手にした浴衣で夜空を見上げ素敵な願いを伝えられたら幸せに思います。

DSC_0004tanabatakazari.JPGまた店内では今日からお客様による七夕飾りが始まりました。

竹笹に多くの願いが提げらることを期待したいものですが、心に思っていることを言葉にすることって、願いの時計のようなものがあって、引き寄せる力があるのではないかと思っています。

店にお立ち寄りのせつには、是非とも短冊を提げて返ってください。

皆の願いのパワーを一つにして、夜空に届けてみたいと思い始めてみたものです。

さて、話題は変わりますが、先月関東方面の方から加賀小紋のことで問い合わせがありましてね~

遠い距離を埋める意味でも坂口幸市さんが染められた加賀小紋を画像で紹介してみたいと思います。

DSC_0011kagakomonn.JPG用意させていただいたのはこの3点の加賀小紋です。

こちらの商品は二枚白(にまいしろ)という染め方の加賀小紋で、裏地になる八掛も小紋柄で染めてある品になります。

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DSC_0004kagakomonn.JPG地色を水色で染めております。

画像の下の部分が共色で染めた八掛です。

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DSC_0007kagakomonn.JPGこちらは地色が紫系です。

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DSC_0010kagakomonn.JPGそして再び水色の地色となります。

お問い合わせをいただいたお客様は、坂口さんの加賀小紋をデパートで目にされたそうで、江戸小紋と違って小紋らしい小紋に目を引かれたそうです。

そのお話からワンランク上の二枚小地白(にまいこじしろ)かと思いますが、お一人で染めていらっしゃって数が作られていません。

問いかけに応えられるものでないかもしれませんが参考にされてみてください。

この加賀小紋は伝統的な技法を今に受け継いでいる江戸小紋と同じ伊勢型紙を使って染めているもので、石川県で染めているから加賀小紋と呼ばれているものです。

その違いは小紋柄かと考えています。

何分にも流通されている品が少なく目にされる機会が少ないかと思いますが、県内ではとてむ有名な染師さんでいらっしゃいます。

これから先はお電話でお話ができればと考えているところです。

ところで明日は長女の子供・音羽が満一歳の誕生日で、ささやかなパーティを考えているみたいで、私も招かれています。

元気に育っていて、微笑ましい親子関係に目を細めていますが、孫の成長と共に心労も付いて廻ることでしょう。

どうか深い愛情を持って大切なことを教えてやって欲しいと思っています。

男目線でしか力になれませんが、娘の家族の成長を楽しみにしていますからね・・・

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。