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おしゃれの仕方と言いますか、数限りない考え方の中で、今日はおしゃれな長襦袢を紹介したいと思います。
ここに紬の無地に更紗(さらさ)柄の染め帯をコーディネートしてみました。
もしも貴女でしたら、どのような長襦袢を合わされますか・・・
長襦袢は着物の下に着るもので、袖の部分からチラリとその長襦袢が見えることを考えて想像してみてください。
ピンクボカシの長襦袢でいいかな~・・・なんて思っている方が多いかもしれませんね。
色無地や訪問着に合わせる長襦袢なら、ピンクでいいかもしれませんが、私か提案する着物コーディネートにはピンクがあわないと思いませんか・・・
私は着物や帯の色合いからして、このようなおしゃれ小紋襦袢を提案したいですね~
このようなタイプの長襦袢を始めて見るという人もいるかもしれませんが、着物に模様がないだけに、模様のある品を合わせてカジュアル感を表現したいものです。
優しさの中に個性があってとても素敵でしょ・・・
右側の市松取りの梅柄が先程の着物にピッタリ合う感じが致します。
無地の紬を中心に柄物の帯と長襦袢がサンドイッチ・・・そんな面白さを感じております。
他にも個性的な長襦袢を紹介してみましょう・・・
色合いがハッキリ現れた横段の長襦袢に、歌舞伎独特の化粧でもある隈取り(くまどり)模様。
こういった感じもおしゃれ長襦袢の柄にはあるんですよ・・・
今月30日から、京都の南座で顔見世興行がありますが、そんな時の観劇に隈取りの長襦袢を身に付けていたらカッコいいでしょうね~
(誠に残念なことでが、怪我をした海老蔵さんは、出演を取りやめたそうです。)
長襦袢は白とピンクがあれば安心とお考えの方、おしゃれに気を配りたいのなら是非一度このような小紋長襦袢を身に付けてみてください。
もしかして、着物の世界が変わるかも・・・。
明日は、ご結納に着物を着たいという方の着付けを頼まれていまして、開店前に店でお母さんの附下げ(つけさげ)とお嬢様の振袖の着付けをすることになっています。
その方は長女の同級生で、仲良くしている友達です。
娘の仲良しグループの中の一人が結婚か・・・
結納のお手伝いをさせていただくことで、お母さんになり変り娘の結婚を心配している私です。
それでは今日はこれにて・・・
良い週末をお迎えください。
お休みなさい。