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久し振りに朝起きをし、不燃物ゴミを捨てることから今日が始まりました。
主婦に成りきれない私は、月に一度のチャンスを気に留めることもなく、いつしか処分したいものが溜まっていたんですね~
何度か車で往復したことで、物置きの周辺を綺麗にすることが出来ました。
その後、しばらく庭の草むしり。
他にも家の主婦業を済ませてから卯月展へと突入です。
初日は新規のお客様が多くお見えになられたことが特徴的でした。
しかし、お買い物に繋がることが少なく、総じておっしゃやられる言葉は「品揃えとセンス良さに驚きました・・・」という声が多かったことです。
この現実をどのように捉えたら良いのか複雑で、見慣れない商品に戸惑いを感じていたようです。
現実は筋書き通りに行かない・・・
今回もその壁を感じる一日でした。
それでもお客様は、充分楽しんでいただけたのではないでしょうか・・・。
この品は徳川家の有名な三葉葵(あおい)の御紋から描かれた葵紋の染帯です。
ベースの色が白に限りなく近い銀ネズ色で、模様の中を墨系の色で疋田絞りのように染めています。
アッサリした柄と色彩から、カッコ良さが伝わって来る帯で 私のお気に入りの一品でもあります。
この帯を浮き上がらす意味で、濃い地の小紋の上に合わせてみました。
それも葵と桐の模様にコーディネート。
上品で素敵な組み合わせになったでしょ・・・。
この場では色に強弱を付けていますが、着物が薄地だとしても、それはそれでエレガンスな着こなしになることでしょう。
私がこだわる面白さが、この塩瀬の染帯(葵紋)には存在していると考えていますが、皆さんにはどのように感じていただけましたか?
参考にしてみてください。
今日は早めに床に入り、一日の疲れを取っておきたいと思っています。
明日の天気予報を確認していませんが、竺仙さんの浴衣を多く揃えていることでもあり、温かくなって欲しいものです。
では今日はこれにて終了です。
お休みなさい。