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風がビュンビュン鳴き声を上げ、窓を雨が叩きつけます。
もしも今日が晴れだったら、絶好の花見日和だったのに、この嵐のような天気では外出することも苦かもしれませんね。
とても残念な日曜日となりましたが、店を二日間 開けたこともあって、午後から残務整理をする一日となりました。
疲れが少し残っていますが、気持ちを新たにして、卯月展に向けて準備を進めなくてはなりません。重たい体にムチ打って今日の投稿です。
ご覧くださいこの映像を・・・
白馬が馬車を曳いて、夜空に向かって街並み飛び越えようとしています。
これは刺繍で模様を描いた名古屋帯なんですよ・・・
メルヘンの世界をイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、とてもエレガンスな帯ではないでしょうか。
この墨色の帯を、パーブル地の格子柄の小紋に合わせ、おしゃれをコーディネートしたいと思います。
着物は小格子(こごうし)くらいの大きさで、ランダムに5色の色をあしらっています。
映像からご覧なりにくいかもしれませんが、金・銀・ピンク・黄色・水色が小さく描かれているんですよ。
離れるて見ると無地の着物みたいで、帯び合わせがとても簡単です。
それに幾何学柄でもあり、季節感もなく、幅広く活用していただけるのではないかな~
今回はおしゃれにまとめたいと思います。
着物と帯をコーディネート。
いい感じでしょう・・・
とても素敵な取り合わせで、ワイグラスを手にして女性の着物姿を思い浮かべます。
前はこのような感じでスッキリと・・・
メルヘンの世界が広がり、貴女をおしゃれな女性に変えてくれるのではないでしょうか。
パーティなどの人が集まる場にこの帯を締めて行ったら、周りの人を釘づけにしてしまうんじゃないかな~
こちらが帯に締めた時に、後ろに出るお太鼓の部分の模様です。
帯地の濃い墨色が夜空を表現していて、輝く星と家並みが白馬を夢の世界へと運び出してくれています。
シンデレラとなった貴女を迎えに飛び出す瞬間なのかもしれませんね。
何処にもないオンリーワンの装いを紹介してみました。
5日と6日の両日、京都の展示会のお越しいただいた方にお礼を言わなくてはなりません。
ありがとうございました。
新しい出会いは、魔法をかけられたかのように私の心を若返らせてくれます。
待ち合わせ場所となった全日空ホテル。
そして初めてお顔を拝見する瞬間のドキドキ感。
とても緊張致しました。
ブログをしていなかったら、このような新鮮な気持ちを味合うことはなかったでしょう。
気配りが足りないところもあったかもしれませんが、この縁が深い繋がりになることを願っております。
簡単ではありますが重ねて御礼申し上げます。
それでは今日はこれにて・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







