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先日の銀座での出来事をいろんな角度から記事にしたいのですが、日が過ぎるに連れ鮮度も薄れ、いつまでも余韻にしたっている訳にもまいりません。
そこで今日は、入荷したばかりの黒地の小紋をコーディネートしてみました。
黒地に小菊を全体にあしらった ちりめん素材の小紋ですが、白い模様の部分の色が立って、白と黒の色のバランスが実に絶妙だと思いませんか。
着姿を想像してしまいます。
色白の女性の笑顔から白い歯がこぼれ、黒い瞳のまなざしの先には、オープンカフェでお願いしたスイーツが・・・
気の合った友達と過ごす時間を思い浮かべています。
今回は袋帯を合わせ、着物の格を上げてみました。
このような柄付けの場合は、幾何学模様のスッキリ感のある帯を合わせると綺麗に納まるのではないでしょうか・・・。
私はほのかなピンク色をベースにした帯を合わせてみました。
前の部分はというと、小菊にある色(ピンクとグリーン)を帯締と帯揚げに使ってみました。
特に帯締めに使ったグリーンが素敵でしょ・・・
これで決まりです。
ここでは袋帯を合わせましたが、名古屋帯や染め帯でカジュアル感を演出してみるのも面白いでしょうね~
年齢の年幅も広くて、20代~30代の方にお薦めしたい一枚です。
ここのところ残暑が続いていて、身体が休まることがありません。
そのようなことを心でつぶやきながら、出来上がった「あ・うん」をお配るする一日になりました。
車を走られながら、頭の中には東京の賑わいが残像のようにして残っていて、あまりの風景の違いを皆さんにお伝えしたくなりました。
以前にこの場所からは雪景色をアップしたことがありますが、高層ビルが立ち並ぶ都会の方には、退屈な村になって見えるのではないでしょか・・・。
人は歩いていないし、おしゃれなショップもこの近くにはありません。
だけど人間は優しいんですよ・・・。
私の店からは20分近く山側に入ったところですが、この環境に癒されています。
田舎体験をしたい方は、是非お越しになってみてください。
都会にはない魅力を伝えたくて、アップさせていただきました。
さて、今日はこの辺りで閉じたいと思います。
お休みなさい

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







