明日は今日よりも気温が上がるみたいで、夏へと一気に上り詰めていく気配を感じていますが、お客様のゆかたへの関心度は薄く、店作りとして二つのことを準備しなければならない状態になっています。
一つはゆかた販売戦略において、より細かな戦術とSNSからのゆかたへのアピール度を高めるための広報活動の在り方を見直すことで、ゆかた専門店としての位置づけを高めていくやり方。
もう一つは他の分野の商品で集客を図る取り組みです。
その場合何を持ってくるかをここ数日考えていて、現在考えているのは楽器柄と♪柄の着物や帯や和装小物の特集です。
確か2・3年前にも楽器柄の特集をしたことがありますが、商品を集めるのに随分苦労した記憶があります。
特に今がコロナ禍とあって、マニアックな商品作りがまったくと言っていいくらい作られていなく、旗揚げをしたけれど商品が集まらないということも考えられます。
どちらを選択してもイバラの道だけに迷いがありますが、ゴールはお客様の笑顔を手にするための店作り。
舵取りが難しくなっているが、二つのことを同士にやれないかと贅沢なことを考え始めていて、仕入先と相談をして決断したいと思っているところです。
そこで今日は目先を変えて楽器柄の帯できものコーディネートをしてみたのでご覧ください。
これは葵と桐の飛び柄小紋を黒地のグランドピアノ柄で組み合わせたもので、「貴女がコンサートに出かけるとしたら!」をコーディネートしてみました。
とってもステキだと思わない・・・。
品の良さとおしゃれ感が混在していて、人を惹きつけるものがあると思いません・・・。
こちらの装いでご主人とクラッシックコンサートを楽しめたら素敵だと思わない。
その後に向った先は、フレンチレストランで舌鼓を打ちながらワインでほろ酔い気分。
そんな時間を想像させてくれるコーディネートかと思います。
こんなことをしていると、無性に楽器柄や♪柄の特集がしたくてたまりません。
きものってこのようなワクワク感がないと、きものを着て出かける意味を持たないのではないでしょうか?
6月の店作りに向けていろいろ考えてしまいますが、商品そのものの提案ではなくて、その先にある暮らしの提案が必要とされる時代になっている気が致します。
さて、どうしょう。
コーディネートに登場したあおり型バッグは正絹帯揚から作ったオンリーワンバッグになります。
オフホワイトの刺繍が入った帯揚から作らせていただいていますが、その加工費は22,000円(税込み)となります。
趣味で着物を着るとしたら、このような仰々しくないバッグがお似合いかと思ってコーディネートに加えてみました。
バランス良くまとまったように思っています。
まとまらない記事になっていますが今日はこれで終らせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。