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今月は銀座の展示会から始まり、県外の方のお買い物件数が多く感謝の気持ちでいっぱいになっていますが、どうしたことか地元の方の来客が極端の少なく、その原因を探りながら仕事をする日々が続いています。
みんな揃って順調ということはなかなかないもので、常に「工夫しなさい」と、語りかけられているかのようです。
そして今日の記事ですが、関東のリピーター客のお一人で着物相談をいただいていましてね~
ご自身の紬に、帯と長襦袢、そして帯締め帯揚げを合わせて欲しいとのご依頼で、その件について記事を書いてみたいと思います。
その方は銀座の展示会にお越しになるご予定だったのですが、都合で予定が立たなくなり、後に着物を送ってこられまして、先のご相談をいただきました。
着物は白っぽい単衣の紬で、その着物に帯と長襦袢をコーディネートした幾つかの写真を送ることからお見立てが始まりました。
そこからは、お客様と画像を見ながらの話し合いになります。
帯と長襦袢が決まり、その後の見立ては帯締めと帯揚げということになります。
そのお見立てを今日させていただきました。
店でいろいろコーディネートした中から、帯締めを6品、
帯揚げを3品選び、お客様の着物に選んでいただいた帯を乗せ、帯締め帯揚げを組み合わせた画像を10枚近く送って、お客様の希望を尋ねるという方法で選んでいただきました。
これでお客様から受け賜わった見立てが終わり、次はお仕立てです。
こうしたケースの見立ては、お客様を目の前にして出来る訳ではないので、私なりに工夫をしながら、パソコンと電話でコミュニケーションを取るように心掛けております。
その時々で、お見立ての方法は異なりますが、一番大切にしている事は、相手の立場になって物事を考えるようにしていることです。
これから益々、このような見立てが増えて来ると考えていて、労を惜しまず、店独自のノウハウを身に付けたいと意欲を燃やしているところです。
どうか気軽にご相談をください。
ところで、閉店後に商工会でITの勉強会のようなものがありましてね~
この記事を途中にして参加して来たのですが、企業主が同じ方向を向いて動き始めていることに、面白味を感じないところがあります。
そしてネット社会の構図をする度に、何かに追いかけられているような気がして、自分を失いそうになります。
高望みをしないで、このブログを大切にする、この一点に軸足を置いて頑張りたい。
不器用な私ですが、どうか応援してください。
今日も記事をまとめることができませんでしたが、これで終わりたいと思います。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







