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町会の役員会があり、投稿が遅くなってしまい少し慌てています。
今日は夏の定番ともいえる麻の着物をコーディネートしたのでご覧ください。
小千谷ちぢみという麻100%の紺地の着物に柔らかな色合いの麻帯を合わせてみました。
見た目にも涼しさを感じていただけると思いますが、麻素材のサラサラ感は暑い夏をしのぐには最高の着物といえるでしょう。
あるお客様が、小千谷ちぢみの風合いを「セミの羽根のようであると」話されていましたが、的を捉えた表現に感銘を受けたことがあります。
説明しなくても、麻がどのようなもであるかはお判りいただけるかと思いますが、軽くて風通しのいい素材で作られた着物です。
この映像からは無地の着物になって見えますが、縞模様になっているので画像を大きくしてみました。
ブルーに白っぽい縞が流れるように入って、小粋さを感じていただけるのではないでしょうか?
このブルーが重たい装いにならなくていいんですね~
ここではレモン色が入った縞柄の帯でコーディネートしましたが、白地の帯を合わせると、より一層、涼しさが増すことでしょう・・・
これに、白の麻半衿やセンス、更には日傘などが加わると、暑い夏の楽しみ方が膨らみ、最高のおしゃれを味わうことができるかと思います。
仕入れ先の話しによれば、年々生産量が少なくなっているようですが、きもの通の方であれば夏になくてはならない着物だけに、小千谷ちぢみ愛好家が増えることが望まれます。
参考にしてください。
私事ですが、町会の役ってとても大変で、5月は町会の草刈りに赤十字の募金活動や地区の運動会など、短期間に窓口となってお世話しなくてはならないことが多くて悲鳴を上げております。
町会の安全や過ごしやすい環境作りを この役を仰せつかって知ることとなりましたが、町会にご迷惑をお掛けしないように役割を果したいと思いつつも、時間を取られることに不安を隠しきれません。
どう転んでも自分しかいない訳で、店の行事と重ならないことを願いながら会議に席を置いた私でした。
それではこれで今日を閉じることに致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






