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11月に入っても比較的穏やかな日が続いていて、今年が残り少ないことを感じれないでいるのではないでしょうか。
しかし、季節商品を取り扱う私の店は、お正月飾りの「辰の置物」が品切れが続出していて慌ただしくなって来ました。
こうしてひと足早い年末モードに入り込んでいるこの頃です。
そこで今日は、壁に掛けるタイプのお正月飾りを紹介したいと思います。
ほんの一部ですが、幾つかディスプレーしたものをアップしてみました。
こうして眺めているだけで心が癒される私ですが、お正月が来たって感じになります。
最初に干支飾りとしてお使いになれる120㎝丈のタペストリー。
金彩で天に昇る龍を描いた縁起物の壁掛けタイプで、お値段は¥16、800のお品です。
次に古布のお細工物を押絵した「飾り凧・鶴亀」で、大きさは57×68㎝とやや大きめかな・・・
随分手の込んだ商品なので、画像を大きくしてみました。
古布の生地にもこだわっていますが、一つ一つ手作りの味が伝わるひと品といえるでしょう・・・
まさしくオンリーワンでお値段は¥39、900
干支を気に掛けることがいらないので、毎年活躍してくれるのではないでしょうか。
こちらも古布を使って仕上げたタペストリーで、「福笑いタペストリー」という商品名で店頭に出しました。
伝統的なお正月のイメージを赤いマスの中に描いた作品です。
お値段は¥24、150の品になります。
その品も量産しているものではないので、ひときわ輝きを見せるのではないでしょうか。
私の店は郊外にポツンとたたずむ着物と和雑貨の店ですが、何の情報も持たずに初めてお越しになられると、店の品揃えに驚かれるみたいです。
「こんな田舎に・・・」って感じで、不釣り合いに思われるのでしょう・・・
そのことに喜んでいいのか よく判りませんが、驚きを持って店内を見渡す方が多くいらっしゃいます。
たまたまそのような方が昨日から数件続きましてね~
その驚き方と言ったら半端ではありませんでした。
毎日仕事をしていると、この環境に慣れてしまい不満に思っているのに、新規のお客様には何もかもが新鮮に見えるようです。
時には「こんな店が石川県にあるなんて・・・」
そんな感想を持ってお帰りになられるお客様もいらっしゃいます。
これをチャンスに変えて行かなければならないのに、自分はいった何をしているんでしょ・・・
考えさせられます。
まだまだ努力が足りないようです。
口説いてばかりいないで、きものや帯、和装小物、そして和雑貨に至るまで、地域の方に理解をいただけるよう、知恵を出さなければいけませんね。
それでは今日はこの辺で終わりたいと思います。
肌寒くなってきたので、風邪を引かないように気を付けてください。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







