新年の挨拶の後に「端午の節句」の商談に戸惑う私

 自分に取りましては久しぶりの京都入り。

 

京都の吹く風は冷たいものの、明るい日差しがアスファルトを照らし、北陸に住む私にしてみれば気分は爽快です。

 

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毎年お正月は沢山の人で賑わいをみせる京都だが、年が明け10日も過ぎるとその面影はなく、むしろ疲れを癒しているようにも見え、玄関先に飾られたお正月飾りが寂しそうでした。

 

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私はいつものように、ワクワクする商品が仕入れ先に埋もれていないかと見て歩きましたが、毎月同じ事を繰り返している私には、目が慣れてしまっているのか、刺激の足りなさを感じていました。

 

 

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そして、一部の仕入れ先では5月の端午の節句の合わせた古布の木目込み人形や、夏物の帯などが発表されていました。

 

 

 

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こちらは麻のれんですが、「あけましておめでとう・・・」の挨拶がつい先ほど終わったかと思えば、次は端午の節句や夏物の商談です。

 

注文を取ってから物作りをするというサイクルは、今では当たり前になっていて、その仕組みに慣れたとはいえ、戸惑いを取り払えません。

 

或る会社では新作浴衣を発表していましたが、正直なところ焦点が合わなくて見送りました。

 

だって、一寸先がどのように変化するか判らないし、もう少し考える時間が欲しいというのが正直な気持ちです。

 

とはいえ、一流と言える着物専門店さんは、どのような状況に置かれても冷静な判断をされるのでしょうね~

 

あれこれ呟きながら2012年が始まりましたが、私達の業界の夜明けはまだまだ先という感じがしますが、こんな時期だからこそ、積極的に攻めた方が勝ちなのかもしれません。

 

具体的な根拠を示すことが出来ませんでしたが、そろそろ我慢から抜け出したいと思っている私です。