お母さんを懐かしみながら仕事をする一日

◆

　今日は「１５万円までの着物や帯の会」に出品しる商品を選別する日です。

 

この会は１５万円を越える商品が店内に並ばないという催事で、１年間の感謝を込めてプライスダウン致します。

 

 

ここにアップした商品のその中のひと品で、縞の江戸小紋は￥１６８、０００の品が￥１３４、４００に・・・

 

合わせた帯はしゃれ袋帯で２６万円近くする品ですが１５万円までプライスダウンです。

 

 

どれも店の商品を娘のように思っているだけに、プライスダウンはとても心が痛みます。

だけどいいこともあるんですよ・・・。

 

それはね・・・。

商品一つ一つにお母さんの存在があって、商品を仕入れた時の場面を思い出すんですね～

 

この更紗小紋、お母さんと選んだよな～

Ｈ社の９月の展示会で社長さんが接客してくれて、二人で吟味したはずなのに、いまだにお嫁に行かないとは仕入れを間違えたのかな～

 

黄色の染め帯、お母さんが自分の黒地の小紋に合わせたいといって、Ｋ社から仕入れたのに、仕立てないまま在庫になってしまったな～

 

あの時の、あの場面を思い出しては、当時のお母さんが浮かび上がっては懐かしむ私でした。

 

 

ところで、今晩も主婦をしなくてはならないので、家に戻らなくてはなりません。

 

まずは洗濯物を取り込み、お風呂を洗いお湯を入れて、簡単な夕食の準備です。

主婦の目線からすれば、他にしなくてながらないことがあるのでしょうが、私の場合は手抜き主婦です。

 

妻がいなくなって３年も過ぎたというのに、主婦として何の成長も無くて呆れています。

そうそう、明日はゴミ出しの日だった。

忘れないようにしないと・・・。

 

今から洗濯物を取り入れても意味がないだろうな～

とにかく家に戻ります。

 

それでは皆さんお休みなさい。