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今日で「15万円までの着物と帯の会」が終わりました。
まず先に、この会に足をお運びいただいたお客様には心よりお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
この会を振り返り感じていることは、着る目的のある方しか着物に興味を示さない、そのことが謙虚に現れた会だったように思います。
着物は好きだけど、今は我慢という時代背景も否定できないのかもしれませんね。
いずれにしても、着物が生活から離れて行っていることは確かなようです。
考えさせられることが沢山ありますが、頭を切り替え、次に控える催事の準備に入らなくてはなりません。
というのも、今週の8日(木)から古布の生地を使った木目込み人形「おひな様展」が控えているからです。
明日から会場準備に入りますが、始まる前から問い合わせも多く、この人形たちも今か今かと出番を待っているところです。
(陳列できるスペースがないもので、小さな人形をアップしたものです)
その中の一つを紹介してみます。
このおひな様は「さくら雛」という品です。
人形の高さは約15㎝位のもので、古い着物生地を使って仕上げたものです。
古着使っているだけに同じ衣を着た人形は存在しない訳で、小さくてもオンリーワンのおひな様と言えるでしょう・・・
どうですか・・・、眺めているだけで癒されるでしょ。
これが古布使いのおひな様の特徴です。
ちなみに「さくら雛」のお値段は¥47、250の商品になりますが、10万円以上の高額品も店に並ぶので是非ご覧いただきたいと思います。
詳しい情報については、会期前の7日のブログ記事でご紹介したいと考えています。
明日は展示会の後始末と、おひな様展の会場準備で忙しい日となることでしょう。
疲れた身体を休め明日に望みます。
それでは皆さんお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







