今日は来店客の多い一日でとても忙しくしていました。
予定では店内を片付けてから28日の風呂敷の講演準備をする予定でいましたが、店内はいまだに片づいていなくて、そのことに焦りを感じているところです。
なので今日は投稿を早めに終わらせたいと考えているところです。
幸いにも仕入れ先から待ちかねたこだわりの創作人形が届きまして、その映像を紹介してみることとします。
少し意地悪な映像ですが、この人形を目にしたときはとても衝撃を受けました。
長年、古布の木目込み人形を取り扱って来ましたが、このような絹の古い生地で作られた個性的な作品を見たことがなかったからです。
一言でいえばマニアックな人形で、初めは心に留める程度だったのですが、違う機会にこの人形を目にしましてね~
これまでの作風とはどこか違うものがあって迷わず手にしたものです。
それでは全体像から紹介してみましよう。
「幸姫」と名付けられたお人形で、巾31,5㎝×22,5cmの台に、はみ出しそうに座っています。
高さは約32㎝近くあるり、その風貌からもジャンボなお人形だんと言えるのかもしれません。
全て昔に着物生地で作っれているのではないかと考えていますが、この大きさを想像しながら他のアングルから撮った映像をご覧ください。
顔立ちからも幼さが残る可愛い女の子かと思っています。
それにしても髪飾りは半端なものではありません。
これだけ多くの飾りを頭に付くても、お人形のバランスが取れているから不思議です。
むしろそれが特徴と言えるのかもしれませんね。
飴色のべっ甲に似せたかんざしもボリュウムがあって、鶴が飛んでいるデザインからも昔の面影を感じています。
そして左手に持っちるのは文化人形でしょうか?
なぜ豚さんなのかと思ってしまいますが、実に面白いと思いませんか?
右手には鹿の子絞りの生地で作られた巾着を持っています。
それに帯の周りも凝っていて、かおり物には紅サンゴに似せたものを取り付けています。
帯〆も派手でしょ・・・
はおり物の模様を見ると明治・大正時代に子供の着物柄を思い出す人もいらっしゃるかもしれませんね。
そのはおり物には綿も入っていて、衣裳にボリュウム感があることが見てとれます。
中に履いているものは帯地で、隠れたところにも手を抜いていないんですね~
この映像は左後ろから撮った映像になります。
これは右後ろからのものですが、鶴が飛び立とうとしているかんざしが目に留まります。
とにかく古布の生地といい、細かいところまで手を抜くことがなくボリュウム満点の「幸姫」さんです。
ところで気になるのはお値段です。
税込¥102.600となりますが、この価格の高さに驚く人も少なくないかもしれませんね。
オンリーワンの人形でもあり、目に飛び込んでくる迫力と神秘的な魅力に惹かれるものがあって手にしたものです。
見ているとパワーをもらえるような気がするから不思議に思えてなりません。
好き嫌いがはっきりしているお人形かと思っていますが、明日にも店頭に出したいと考えています。
オンラインショップからも求められるようにしたので、お気に召すようであればご一報くださいね・・・
それではこれにて・・・
これから風呂敷の講演のことで、何を伝えたいのかをもう一度考えてみたいと思っています。
お休みなさい。