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今日も気ぜわしく一日が過ぎようとしていますが、カレンダーは私の都合に合わせてはくれません。
今日が12月20日ということは、2011年が10日あまりで幕を閉じるということです。
一年が駆け足て過ぎて行き、何を実らせることが出来たのかと振り返ってみると、「辛抱」という粘りを教わったような気がします。
そこで今日は、現在お客様にお配りしている「あ・うん」1月号に今年を振り返る挨拶文を乗せたので、その作文をアップしたいと思います。
2011年を振り返り
今年は世界経済も含め、震災、原発事故、豪雨など心を痛めるニュースが多い年でした。
特に3月11日の出来事は忘れることができません。
多くの人命が失われ、平凡な生活が奪われるなかで日本が一つになり、復興へと立ち上がりました。
その姿からは、人間が皆、親戚であるかのような温かな心の渦が広がり、その中から見えてくる家族の絆や、前を向いて歩く力強さに、胸打たれることが多くありました。
その一方で、悲しみに包まれた日本は消費意欲が薄らいだのか、政治の閉塞感とも繋がり、和装の世界が一段と厳しさを増した一年だったように感じています。
事あるごとに「何が足りないのだろう・・・?」などと、業績の不振を問いただすこともありましたが、厳しい環境の中でも店を信頼してお付き合いいただいたお客様には心より感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
どうか今後とも気軽にお付き合いいただけますよう宜しくお願い致します。
年賀状をお出ししていないので、失礼かと存じますがこの情報紙にてご挨拶させていただきます。
良い年が訪れることを願いつつも笑顔で2012年を迎えください。
きものふくしま 店主
実は、仕入先や同業者の方から納会の誘いをもらっていて、閉店後、懇親の場に向かう予定でいます。
その前に投稿を済ませておきたくて、時間がないことを言い訳に、情報紙から移した記事をアップしました。
申し訳ありません。
これから溜まっているストレスを発散してまいります。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






