カジュアルバッグと「シワと枯れる」

 今日はカジュアルなバッグを紹介してみようかな~

普段使いに提案したいと思い、先日仕入れた商品です。

 

 

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赤っぽい色と、ベージュ系の2色。

幅35㎝×高さ22㎝×マチ12㎝の大きさで、茶系の無地部分が牛革使用となります。

 

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バッグの中は幾つかに仕切られていて、化粧道具なども気軽に収めることができる大きさです。

 

 

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お値段は両方とも21、000円の販売で店頭に出しました。

どうか参考にしてください。

 

 

睡魔が襲っていた時に、バッグの記事を書き始めたこともあり、表現力が乏しくなってしまいました。

取りあえず、普段に持つバッグが入荷したということでご理解ください。

 

 

   ー シワと枯れる -

 

毎朝洗面台の前に立つと、見飽きた顔が鏡に映る。

寝ぐせがついた私の顔だ。

 

鏡にその額を寄せると彫の深いシワの数に驚かされる。

これまで生きて来た年輪のようなもので、辛い事や悲しい事があった数だけシワは増え深くなる。

 

お母さんとの別れがこのシワを増やしたのかもしれない。

それにしても、随分年を取ったものだ。

 

彫が深くなった額に語りかけ、そして顔を洗い始める。

 

不思議なもので、これくらいの年になると、自分が幾つなのか知ることが嫌になりましてね~

だって年齢の窓から社会生活を見まわしたくないし、それに、いつまでも30代のつもりで仕事をしているからです。

 

その私が明日22日、誕生日を迎えます。

つまり今の年齢に一つ数字が上積みする訳だが、正直なところその現実を認めたくなくてね~

静かにしていてくれれば、気づくこと無く、時が過ぎていくのだろうがそんな訳にもいかない。

 

 

 

人は誰もが知っている。

生命はやがて枯れていくことを・・・

 

大地深く根を張った木だって年齢には勝てやしない。

支えられた雪の重さに耐えられなくなる時が必ず来るだろう。

 

庭に咲く花も、出番が来ると枝葉が伸び、開いた花は実に美しい。

しかし、その輝きはほんのしばらくで、色を失い枯れていく。

あるものは実を落とし、またあるものは花を落とす。

美しさの面影は見当たらなくなり、それどころか見難さを感じることだってある。

 

人間だって、ある年を境に体力の衰えを知ることとなる。

初めは運動不足だと話していたかと思えば、いつしか、足が痛いとか腰が重いとか言い始め、視力も衰え、我が身の身体の変化に「自分も年を取ったものだ・・・」と、つくづく呟く時が来るのだろう。

 

細胞が枯れるという事はそういうことだ。

命あるもんには、避けられない事実。

 

だけど一つだけ知っていて欲しい事がある。

それは、心まで枯らしてはならないということだ。

 

根気がなくなった。

じゃまくさく思うようになった。

外に出たくなくなった。

化粧もしたくなくなった。

笑うことを忘れてしまった。

 

そして、夢を失くしてしまった。

 

そうならないためにも、心はいつまでも青春でいたいものだ。

学びという食物を口にし、笑いというドリンクを飲み心を燃やし続けていたい。

 

 

年と共に、物を見る目線が変化していることに気づかされつつ、その本質を探り人としての味を深めていくのかもしれません。

そんなことを思いながら誕生日を迎えます。

 

私の年齢は・・・?

それは・・・ここでは秘密です。

 

それでは皆さんお休みなさい。