登竜門(とうりゅうもん)と鯉のぼりのタペストリー

 今日は一日中雨が降り続き、肌寒い日になりました。

意地悪な寒気が邪魔をして春を寄せ付けません。

 

心が呟きます。

どうしてこんな日ばかり続くの。

いい加減にしてよ・・・

 

雪国の我慢強さは、こうした天気の中から培われているのかもしれません。

 

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もうしばらくで、混じりっけのない100%の春が来ます。

我慢、ガマン・・・・

 

 

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店の奥に端午の節句にちなんだ、のれんやタペストリー達が出番を待っています。

 

しかし、気温の上がらない日が続くことで、次に控えるのは桜で、まだまだ端午の節句の順番が来ません。

 

たまたま本を広げていた時に、目にした「登竜門」(とうりゅうもん)の文字。

今日の話題にしたくて取り上げてみました。

 

皆さんはこの「登竜門」にどのような意味があるかご存知ですか。

 

登竜門という門があるわけではありません。

龍門は、中国、黄河の上流の激流です。

そこを登りきることのできた鯉(こい)は、竜(龍)になるという伝説から生まれた言葉であると書いてありました。

 

 

ユネスコの世界遺産となっている、中国の紫禁城(しきんじょう)にも龍門があったそうです。

 

科挙(かきょ)という官吏登用試験の難関に合格すれば、この門を通れたことから、立身出世の関門に例えられたとか・・・。

 

私はこのことを登竜門と考えていたかも・・・。

 

子供の日の「鯉のぼり」も、この故事にちなんだそうです。

 

 

いずれにしても「厳しい世界を生き抜いてこそ本物の男である」、そのことを伝えているかのようです。

 

江戸時代、武家が武者人形を飾ったのに対し、庶民は子供が健やかに育つことに願いをこめて鯉のぼりを立てました。

 

大空を悠々と泳ぐ鯉。

竜にならなくてもいいけれど、激流に負けない鯉に育って欲しい。

その願いから鯉のぼりを立てる文化が今も伝えられています。

 

しかし、住居環境からでしょうか最近ではメッキリ少なくなった大空を泳ぐ鯉のぼり。

 

 

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 私の店では季節を楽しむインテリアとして提案させていただいています。

 

全体像をアップしてみましたが、なかなかおしゃれなタペストリーだと思いませんか・・・。

 

麻素材の手書きで、長さが170㎝・幅30㎝・・・お値段は¥21.000

大きな壁面に提げると素敵でしょうね~

 

 

情報としては若干速かったかもしれませんが、参考にしてください。

 

夜が深くなるにつれ、寒さが増してまいりました。

明日はどのような日になるのでしょう・・・。

 

身体を休め明日に望みたいと考える私です。

 

では、お休みなさい。

  

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