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暦の上で3月といえば、桃の節句や春分の日、そしてお彼岸などが挙げたれますが、社会の営みは職場や学校で移動や卒業を迎え、ある意味でお別れが待つ月とも言えるかもしれません。
店にもお世話になった方にささやかなプレゼントを探しにお越しになられる方が増え始めています。
お客様の中には、ここには珍しい品があるから見に来たわ・・・
などと言って楽しそうに品定めしている姿を拝見していると、私の店は「大人が楽しめる和雑貨の店」なのかもしれない。
そのようなことを感じることがあります。
売り場面積の約1/3が和雑貨コーナーではありますが、目的を持って覗いていただけることに、これから先の新しい道が潜んでいることに気づかされます。
四季と日本の文化を接点に私の店らし品を揃えたい・・・
難しい難題ですが、そこに私の店の生命線があることを教えられています。
さて、4月に入ると新しい環境でスタートしはじめる方も多いことでしょう・・・。
当然のことながら、いろんな人から祝福されて旅立つ訳ですが、いただいた温かな心に対しお返しするのは人としての礼儀ではないでしょうか。
その伝え方は人それぞれで、メールで伝える方もいれば、心ばかりの品を贈られる方もいらっしゃるでしょう。
どのような形であれ心を尽くしたいものです。
例えば私の店で取り扱っている「手刷り和紙の箱入り兎」に手紙を添えて『ありがとう』を伝えるとしたら・・・
面倒なことかもしれませんが、受け取った側は嬉しく思うのではないでしょうか。
店からの提案ですが参考にしていただけたら思います。
ちなみに箱入り兎は一個840円の品です。
お客様からヒントをもらった私は、心を添えた和雑貨でお客様をお迎えできるよう4月の店作りを考え始めましたした。
何が出来るのか、私のアイディアが問われるかもしれませんね。
またもや長女が体調を壊してダウンです。
数日前から咳をしていたのですが、それが原因しているのかもしれません。
閉店直後に娘から電話が入った元気のない声 。
心配です。
今晩は着付け教室の日で、自宅に戻ることができません。
頼りきっている夕食の支度、長男も次女も帰りが遅いし、こういう時は少し慌てます。
さて、どうしょう・・・。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







