この町のぞうり屋さん開設の経緯と「真綿入り草履」の提案

 来る4月21日土曜日から24日火曜日までの4日間、店内に「卯月展」を開催いたします。

この会は半年に一度、新しい商品を揃え、素敵な着こなしをご紹介するもので、そのご案内に現在回っているところです。

 

今回の会の中で、4日間限定の企画が幾つかあり、今日はその中の一つを案内したいと思います。

 

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以前にもこのブログで触れましたが、地域に草履屋さんというものがなくなってしったことから、草履を積極的に取り上げています。

それも他店との差別化を図る意味でオーダーメードの草履に力を入れてまいりました。

 

それは、おしゃれで履きやすい草履を販売することを目的としたものでが、ある時、そこの職先の担当者から「草履の修理が出来る店」として地域の方に衆知することで、困っている方の相談に乗ることが出来るのではないか・・・

 

草履屋さんがなくなったことで、きっと、そのような需要があるはず・・・

中には自分の足に合う草履を探している方もいるかもしれない。

力を貸すから、その環境を整える努力をしてみないか・・・との提案をいただきました。

 

その話しをいただいたのは昨年の秋のことです。

 

話しは少し飛びますが、着物はよく売れていた昭和の時代、着物の染め替えとかシミ抜き、仕立て直しなど、面倒な仕事は消極的で、新しい物を売ることに必死でした。

 

それがバブルが弾け、着物需要が落ち込み始めると、着物メンテナンスにも力を入れるようになり、これまで知らなかった「お直し」のことにも勉強するようになりました。

そして、その知識はお客様の信頼を深め、今では多くのお客様から相談を頂けるまでになっています。

 

話しを戻しますが、職先の提案をもらってから、着物の染め替えやお直しと同じで草履の修理もお客様が望んでいることなのかもしれない。

それに、大きなサイズの草履や、小さなサイズの草履が作れることを今以上に情報発信すれば、喜んでくださる方が必ずいるはず・・・。

 

そのようなことを考え始めた私は、卯月展を機に「この町のぞうり屋さん」というネーミングで、草履に関する修理を前に出し、継続的なサービスを始めることにしたのです。

 

開設に当たり卯月展の期間中(4日間)は、草履の修理を無料で受け付けます。

近隣の方は、遠慮なさらず気軽に相談してみてください。

 

 

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そしてもう一つ。

ぞうり屋さん開設に伴い、卯月展特別企画として、オーダーメイドの真綿入り草履を特別価格でご注文を受け賜わりたいと考えています。

 

どのような草履かと申しますと、冒頭の写真が真綿が入った草履台で、上の写真(草履台を縦半分に切った断面写真)のように、中はコルクに真綿を圧縮した状態て革で包みこみ草履台にしています。

 

足に優しく疲れないのが特徴で、草履の種類の中でも最高級品といわれる品です。

 

4日間限定で、お好みの鼻緒とコーディネートしたものを 31、500円で受け付けます。(通常価格59、800円の品です)

但し、L寸・S寸の草履台は一割高となるのでご理解ください。

 

革の色は18色、鼻緒はフォーマルからカジュアルまで70本近く取り揃えました。

 

このようなチャンスは二度とないかもしれません。

どうかご利用いただけますようご案内させていただきます。

 

 

たくさん作文したこともあって、この後に私のひとり言を書くのが嫌になってしまいました。

 

これで終わりにして、今晩のニュースを見ることにします。

 

では、お休みなさい。

 

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