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室内で着物を着ていると汗ばむような温かな陽気の中で卯月展が始まりました。
開店からまずまずのお客様でしたが、午後から来客もまばらで期待どうりにならなかった初日です。
お越しになられたお客様にはご満足いただけように思っておりますが、厳しい現実が存在することも事実で力不足を感じております。
始まったばかりだし、着物ファンが増えることに期待を寄せたいと思っています。
ところで一年近く前から、お電話などで着物の下取りをして欲しいとの問い合わせをいただくことが増えていましてね～
勿論、取り扱いはしていないことを申し上げ、リサイクルショップをご紹介していますが、今の仕事が否定されているようで無性に悲しくなるんですよ。
私の仕事は着物をお召しになる人のために店舗を持っていて、着物に対して理解を深めていただくことに日々知恵を絞っています。
そこへ、真逆の相談をいただくことは、情熱に水を掛けられるようでいたたまれません。
立場によってさまざまな考え方があり、ビジネスチャンスに変えられる方もいるかと思いますが、このようなことがまかり通る世の中になったんですね～
考えさせられています。
私の口説きはこれくらいにして、明日に備えるためにも身体を休めたいと思います。
それではお休みなさい。
はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
