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今日は「昭和の日」の振替休日となった4月30日月曜日。
毎年ゴールデンウイークはお客様も少なく、商品の入れ替えと初夏の売り場を作りに専念する一日となりました。
明日は帰省していらっしゃる方が浴衣を見たいとの連絡をいただいていることもあって、地味な仕事にも力が入ります。
そして店内は単衣物の着物と浴衣の提案が整いました。
昨年は震災の影響からか浴衣が振るいませんでしたが、今年はどんなシーズンになるでしょう。
季節と共に表情を変える店は、季節に合う商品を揃えただけで期待を膨らませていればいいという 単純なものではありません。
世の中の流れを読みながら競合店の戦略を探り、他店との差別化を図っていかねばなりません。
そして、理解を深めていただくために、形にしたものを情報として外に出していくことが求められます。
これが大変なんだな~
今の店に何が出来るのだろう・・・
娘たちを眺めながら覚悟を決める私でした。
昨日五箇山の和紙の里で商品ディスプレーを演出するために使う夏バージョンの和紙を買ってきました。
水色の無地と金魚が描かれた白の和紙です。
商品移動の合間に、息抜きを兼ねて遊んでみました。
和紙の上に母の日のプレゼントとして提案したいパッチワーク印傳(いんでん)を置いたとしたら・・・
金魚はこの時期には合わないので、水色の和紙を敷いて母な日の商品を集めてみることにしました。
些細なことですが、一人で仕事をすには充分な刺激となる和紙の存在だったかもしれません。
こうして暇な時に次のステージの準備を整える一日でした。
変化のない一日でしたが、これで終わりたいと思います。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






