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今日は新作の秋物が入荷しはじめていることから、その中の一つ、私のお気に入りのおしゃれな着物を紹介したいと思います。
刺繍で模様を描いた附け下げです。
何度かブログに登場している袋帯とコーディネートしてみましたが、色といい模様といい、実にシンプルな着物でしょ・・・
着物の色は白に近いオフホワイト。
そこに、このような幾何学模様の刺繍を加えています。
着物の古典柄から脱皮したエレガンスでドレスのような香を放つ附け下げです。
刺繍の部分の画像を大きくしてみました。
着物にあしらわれた和の宝石って感じです。
手前が裾(すそ)になりますが、ホースヘアーのバックも合わせ まるでパーティ気分。
静かな着物ではありますが、その輝きは誰にも劣らないことでしょう。
話しは変わりますが、閉店近くに仕事を切り上げて戻ってきた長女が店に来て、ゲストティチャーの依頼を受けましてね~
娘は小学校の先生をしていて、現在3年生を受け持っています。
娘の授業時間に、日本の文化が今も受け継がれているものを具体的なものを紹介しながら話しをして欲しいとのこと。
娘の案ではこうです。
私の持ち時間は18分、その中で風呂敷を「ビン包み」と「スイカ包み」の実演を入れたいとのことで、他に着物・扇子・風鈴などが どのような役割をし、便利性も話してもらえたらいいな~
娘先生はシナリオを作ると言っていましたが、頭の中はその進行のことでいっぱいの様子。
このプランは2週間ほど前から考えていたようで、それらしき話は聞いていましたが、会議で娘の案が通り私の出番がきたという訳です。
その授業は6月27日、水曜日。
娘先生には、「貴女の言うとおりにやらせてもらいます」と、伝えましたが、内心はそんな大役が私に勤めか心配しています。
娘先生に恥をかかせたくないですからね。
今から小学3年生のレベルに合った話しが出来るよう下準備をしておかねばなりません。
それにしても昔から先生という仕事に憧れを持っていて、わずか18分でも教壇に立てるなんて夢のような話しです。
調子に乗り、タイムオーバーして迷惑をかけてしまうのではないでしょうか。
とにかく、娘先生の役に立てるかと思うと嬉しく思います。
それでは今日はこれにて終わりです。
お休みなさい。