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この季節の着物といえばなんといっても庶民派の浴衣になる訳ですが、これからは浴衣を着てお出かけになる時期。
保育所や幼稚園の夕涼み会とか花火大会など浴衣を着る目的はさまざまですが、着物に無縁の方も少なくなく、浴衣の着付けを習いに来られる方が増えているんですね~
今日も3人習いに来ていて、若い人がこの店を必要に思っていただいていることに喜びを感じます。
こうして浴衣から私の店と関わりを持ち、着物に関心を持っていただけるといいのだか・・・
明日、友達の結婚式の披露宴に振袖浴衣を着るという人が、浴衣帯2本で帯結びの練習をしていました。
練習をしたのは先日の夜の着付け教室。
面白い帯結びになり、カメラに収めたものですが、手軽な浴衣は若い人にとても人気です。
だけど、浴衣の時期が過ぎると熱心に着付けをならっていた人が、着物から離れていくのはどうしてでしょう。
考えられる事は、浴衣に変わる手軽な着物が店から姿を消すことに加え、着物を着て楽しめるイベントがなくなるからだと思います。
仮に秋祭りがあったとしても、花火大会のような浴衣と密接な関係にならないことがとても残念でなりません。
私たちの仕事は着物を着る人がいて成り立つ商売です。
夏の賑わいが他の季節に定着することが、和装業界の発展に繋がるのだが・・・
越えられないハードルに苦しむ業界の姿がそこにあります。
今日から3連休であることに気が付いた私は、一人で黙々とブログ記事を書いていることが虚しくなりましてね~
ここのところ忙しくて、曜日まで間違える始末。
サウナにでも入って疲れを流してこようかと思います。
それでは今日はこの辺で・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






