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今日はお客様が極端に少なく最悪の一日になってしまいました。
この暑さに負けたのでしょうか、それとも日程が悪かったのでしょうか?
私は解っています。
お客様が少ないのは私の詰めの甘さでしょう・・・
疲れて言葉になりません。
終わってしまった一日を悔やむより、残された一日に期待を寄せ今日の投稿です。
私はカジュアルの着物がとても好きで、中でも紬に魅力を感じている一人です。
その訳は、華美にならない素朴さと、誰もが大切に思う故郷の香が溢れて、帯とのコーディネートが面白いからです。
そこで今回は草木染めで織られた「みさやま紬」をコーディネートしてみたのでご紹介したいと思います。
まずは白地に墨色とその横に寄り添うように色を付けた栗色の縞を、江戸の粋風にコーディネートしてみました。
色数を多く使わないことで、着る人の奥深い味が引き出されます。
ポイントとなる帯の模様も素敵で、大人って感じでしょ・・・
次に格子柄の「みさやま紬」をコーディネート。
縞に比べて可愛さをが残る部分もありますが、どことなく秋の気配を感じる色使いです。
どちらの着物も普段着になりますが、帯の合わせ方しだいで着物の表情が変わるところが紬の面白さ。
上質な素材は軽いことから長時間お召しになられていても疲れないことでしょう・・・
着物愛好家には是非愛用していただきたいものです。
今朝、このブログをご覧になられている方から9月8日・9日に開催される銀座での展示会の問い合わせがありました。
メールで届いていましたが、とても嬉しく思ったしだいです。
早い時期の案内だっただけにチョッピリ心配していましたが、今回も新しい人との出会いがあるかと思うと心が飛び跳ねます。
知らない人と私に店を繋ぐ銀座での展示会。
昨年耕した道の先に、おぼろげな道が見えてきました。
今回も不安と夢を抱えて、着物を愛する人の元に向かいたいと思います。
ここでもう一度ご案内させていただきます。

それでは今日はこの辺りで終わりに致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







