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かつては5人が生活をしていた我が家ですが、一人になるとなかなか掃除が行き届かなくてね~
毎日が気ぜわしく、心に余裕を持って生活を送ることがでず、いつも我が家のことはほったらかし。
今月の卯月展を前にして、ここはひとつ、気持ちを新たに我が家の掃除から始めてみたい気持ちになり、今朝は、「エイ・ヤー」と気合を入れて、水拭きをできる個所は雑巾で水拭きをしてから掃除機をかけ、玄関に置いてあった長靴や雪透かしに使ったスコップなどを物置にかたずけ、そして、庭から顔を出し始めた雑草を引っこ抜いたりして、気持ちのいい時間を送ることがことができました。
たかが掃除ぐらいで大げさに思われるかもしれませんが、自分の甘えを断ち切る、いい機会になった気がします。
とは言っても私がすることです。
妻がいたなら手抜きだと言われそうですが、それでも、いい汗を掻くことができて「今から・これから」という気持ちにさせられました。
これでは今日の投稿です。
刺し子の小紋を型絵染の帯でコーディネートしてみました。
街着としておしゃれを楽しんでいただけるこのではないかと思いますが、合わせた帯の色合いが素敵でしょ・・・
この帯は型絵染の一つで、紬地にお太鼓と腹だけに模様を付けたお太鼓からの帯です。
地色の刈谷(かりやす)色が魅力的でしょ・・・
薄地の紬や小紋に合わせてもよろしいですし、濃い墨色や茶系の着物に乗せても、味のある装いになるのではないでしょうか?
それに親子で使いまわしができるくらいに年代幅も広くて、おしゃれを引き出せる染めの名古屋帯です。
今の季節を考慮して、水色系のお花が浮き上がって見える帯締めを合わせていますが、これも季節に合わせて帯〆の色を変えてみるのもおしゃれの楽しみ方でしょう。
着物はちりめん素材に珍しい刺し子が入ったもので、他にはない面白味を味わっていただける小紋です。
この刺し子小紋に刈谷(かりやす)色の糸を使っていたもので、この型絵染の帯を合わせてみましたが、どちらも趣味性の高いものです。
街着ですが、十分おしゃれを楽しいんでいただけることでしょう。
話題は変わって、181号の「あ・うん」が出来上がりました。
これで卯月展のご案内と一緒に配ることができるようになりました。
181号が作れていなかったもので、ここしばらく心が穏やかではありませんでしたが、これが仕上がって、とりあえず「ホット」しています。
今回の卯月展は「おしゃれは大事よ!きもの時間」と称して、帯〆帯揚げも含めたコーディネートにこだわってみたいと考えています。
この提案は販売だけでなく、お客様のタンスにある着物や帯のコーディネートのアドバイスなども考えていて、いろんな角度からお客様の装いを変えられるものであれば、そのお手伝いをしたいと構想を練っているところです。
その一つに、「おしゃれな帯のコレクション」というものを提案させていただきます。
これは帯を変えることで、着物の表情が変わることをお伝えしたくて取り入れたもので、その際にはお手持ちの着物をお持ちくださるように呼びかけをしているところです。
勿論、帯〆帯揚げやかんざし、草履に至るまで、色の取り合わせにもこだわり、綺麗な装いに仕上げられるまでに、お見立てができればと考えています。
これも、お客様とのコミュニケーションが培われていないと、信頼をいただけるものではありませんが、きもの専門店としてこだわりたい部分でもあり チャレンジしてみることにしました。
会が終わるまで、密度の濃い仕事が求められます。
毎日、何を優先して仕事をすべきかを問いかける日々が続くかと思いますが、自らの甘えを取り払いベストを尽くしたいと考えています。
それではこれにて・・・
お休みなさい。