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展示会の残務整理もどうにか終わることが出来て、穏やかでいられた一日でした。
たまにもこんな日があってもいいかもしれませんね。
さて今日の投稿ですが、おしゃれな細帯を紹介したいと思います。
それがこの3本の帯。
異なる模様が一体となり、好みでどちらを表にしてもよいリバーシブルの細帯で、柄を変えて二度楽しめるというすぐれ物です。
羽織を重なる装いには役立つんじゃないかなと思い取り上げてみました。
とても柔らかく締めやすい博多織りで、一度締めたら緩みが起きないでしょうね~
これまでの献上柄とは織り方も色合いもまったく違い、上質な着物に合わせても見劣りしない細帯だと思います。
では、エレガントな小紋の上に乗せてみましょう・・・
グリーン系の細帯でコーディネートしてみましたが、正面からみたら袋帯か名古屋帯を締めているみたいで、これが細帯だとは誰も気が付かないかもしれませんね。
とても色合いがおしゃれでしょ・・・。
帯の紋様が大きいから装いに力があるのかも。
反対側のドット柄を出すと、カジュアル感が増すことでしょう・・・
12月は飲み会の多い季節、使い分けをして着物でトライできるといいですね。
グレードが少し高いかもしれませんが、このような細帯を一本持っていると重宝すると思います。
言葉が足りていませんが、参考にしてください。
今日はお母さんの月命日。
雨が降り止んだ合間にお墓参りをしてまいりました。
ちょうど今の時期は、年賀状のデザインに頭を痛めていた頃で、二人で本屋さんへ通ったものでした。
あれもいい、これもいいと言いながら、工夫して手作りの年賀状を作ったよな~
私は口を出すだけで、その仕事はほとんどお母さん。
年賀状がなくなればいいのに、なんて言いながら出来上がった年賀状に筆ペンを動かすお母さん。
その作業に追いまくられ、年末ギリギリにポストに投函したこともあったっけ・・・
そうそう、一度だけ喧嘩をして、墨流しの年賀状を自分が作ったことがあったな~
随分昔のことだけど懐かしい・・・
そればかりではないが、無理をさせてしまってゴメンな。
お母さんがいなくなってからは手作りの年賀状が作れなくなり、脱年賀状派になってしまいました。
どこか気まずい気持ちでいますが、この時期になると当時のことを思い出します。
おかあさん、これでいいのかな~
昔と比較して見てしまう妻との時間。
自分自身の人生と比較する日は いつになるのだろう・・・
それではこれで11月を閉じさせて頂きます。
次は目の前に迫る顔見世ツアーのことを考えないと・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







