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風がビュンビュンと鳴き声を上げて私たちの生活を襲います。
雪やアラレも降り、なんとうっとうしい日でしょう・・・
このような荒れた天気は、どうしても気持が沈みがちになりますが、それだけに心癒される話題をお届けできればと思います。
どうか最後までお付き合いください。
新しい家族となる商品が店に届きました。
作家・味岡映水(あじおかえいすい)さんの唐子人形です。
幼い子供の顔の表情がとても可愛くてね~・・・一目ぼれしてしまいました。
昔の日本の田舎にはこんな感じの子供が沢山いたかと思いますが、この子の目を見ていると故郷の香りがプンプン致します。
こちらの女の子も可愛いでしょ・・・
カメラを不思議そうに見ているような気がして、思わず笑みがこみ上げます。
じっと見ていると抱きしめたくなるのは私だけかな~
このお人形は、江戸時代中期に確立された人形制作技術「桐塑頭(とうそがしら)」というものです。
練頭(ねりがしら)のことを指しますが、今ではその技術を受け継ぐ職人は数人しかいないそうです。
味岡映水さんはその第一人者で、手作りならではの温かみを伝えきる作家さんと言えるでしょう・・・
その味岡映水さんが作られた人形には心に響く優しさがあります。
手足の先まですべて練り物で作られた本体に、古布のちりめん生地で着物仕立てしたものを着せたもので、人形と着物のマッチングが懐かしさを漂うわせているように感じています。
(いずれもお座りする人形で、大きさが12㎝近くあるかと思います。)
単品の商品となりますが、来る8日(土曜日)からの「古布の木目込み人形・おひな様展」を意識して、この2体を一緒にしてみました。
その映像がこちらです。
可愛いでしょ・・・
特に髪型や目元の描き方がとても気にいっています。
こうして並べると「おひな様」として考えてみても悪くないかもしれませんね。
8日からの「おひな様展」に登場致します。
今日は着付け教室の日のため、木目込み人形を並べることができません。
残された一日で整えなけめればなりませんが、優しい世界がお届けできればと考えております。
それでは今日はこれで終わることに致します。
お休みなさい。