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ついに雪が降り始めました。
そしてこの冬初めての雪すかし、これから雪との闘いが始まると思うと心穏やかではありませんが、この雪が豊かな大地を築いていくのでしょうね~
自然の恵みに感謝して頑張らないといけませんね。
雪といえばこの雪だるまです。
この映像は帯に描かれた模様で、市場にあまりない商品だと思っていますが、季節感があってとても可愛いと思いませんか・・・
雪も降り積もったことだし、今日はこの帯で着物コーディネートしてみたいと思います。
こちらがそのコーディネートです。
帯を主役にしたいもので、あっさりした西陣お召しの上に合わせてみました。
そうでしょうか? 帯が映えるでしょ・・・
降る雪は絞りで表現し、雪だるまやスコップ、ワンちゃんに木の枝はアップリケで描かれた変わり種の名古屋帯です。
幼い頃よく歌った「雪やこんこん 」歌詞の中に「犬は喜び庭駆け回る」という一節がありますが、そのイメージを帯にしたのではないかと思います。
腹の個所は小さな雪だるまを製作中で、もう片方は雪だけになっています。
帯留を使ってみたい時は、雪だけの模様の方が合わせやすいかと思いますが、ここでは帯〆と帯揚げを合わせてみました。
冬は寒くて足元も悪くなり着物を着ることをためらうこともあるかと思いますが、このような楽しい帯があると、着物を着たくなるのではないかな~
私の店からの提案です。
そして雪が解け始めたことに訪れるのがこちたのお雛様です。
現在、特設会場で古布使いの木目込み人形を発表しているところで、こちらの人形は朱雀立雛(しゅじゃくたちびな)という商品です。
古布の色合いが明るく生地の使い方も上手ですね~
眺めているだけで心が落ち着くから不思議です。
何かと気ぜわしい世の中ですが、こうした商品で心癒されることも悪くないかと思っています。
是非、参考のしてみてください。
話しは変わりますが、妻がいなくなってからというもの長女にとても負担をかけていることをとても心苦しく感じております。
私は寝ても覚めての仕事ばかりの日々。
これでいいとは思っていませんが、厳しい時代だからこそチャレンジしなくてはならないことが沢山あって、なかなか自由な時間が取れないんだよな~
妻がいなくなった負担がこんなにも大きなものかと改めて実感しながらも、「あれも」「これも」と、欲しがっても手に出来ない現実があることを認めています。
だからこそ、今出来ることに目を向けているのかもしれません。
なかなか実を結ぶことがありませんが、無理をしないと生きていけない時代がそこにあるのではないでしょうか?
娘はそのことをとても心配していて、その気持ちが解るだけの辛くなります。
いつまで無理が続くのか判らないが、家族を幸せにできる父親になりたいと呟く私です。
それではこれで今日を閉じたいと思います。
お休みなさい。