襖絵のような加賀友禅振袖と春を感じる着物コーディネート

 今日はとても暇な一日で、拍子抜けしています。

毎年、雪解けの日が来るまで来客が少ないことから、今年掲げた目標が重石のように私の胸を抑え受け苦しめます。

 

太陽は東から西へ、季節は冬から春へ、川の流れは川上から川下へ、そして、今日という一日は数を数えるかのように主役の座を明け渡し過去へと向かう。

 

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そんな自然の営みを変えることは出来ないが、人と人の関係は知恵と行動力があれば変えられる。

甘えは許されません。

「何を成すべきか・・・」、私の大きな課題だと自覚する一日でした。

 

 

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今日は何気ない小紋を遊び心がある染め帯でコーディネートしてみました。

春の香が匂ってまいりますが、それは帯の柄に秘められているのかもしれません。

 

いったい何の模様だと思いますか?

色紙絵の中に文字が入っているのがお判りになりますか・・・

 

お太鼓になる部分を大きくしてみましょう。

 

 

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正解は、「花・鳥・風・月」の文字が潜んでいるんですよ・・・

 

「花鳥風月」とは自然界の美しい景色を現すものですが、花には花を、鳥には鳥を、風にはアドバルーンを、月には兎が描かれた可愛いくて明るさのある帯です。

 

そよそよと風が吹く花見時分に、この帯を締まられたら素敵でしょうね~

 

色無地や江戸小紋などの場の立つ着物に合わせて、お茶会に締められてもても面白いと思います。

 

 

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次のご紹介するのは加賀友禅の本振袖です。

これは県内の仕入れ先(メーカー)で目にしたもので、模様の豪華さに圧倒されました。

 

まるで襖絵(ふすまえ」みたいで、その出来映えにカメラを手にしていました。

 

さすが伝統ある加賀友禅で、市場に流通している振袖とは格が違います。

 

加賀友禅の素晴らしさを皆さんにも知っていただきたくて、ここにご紹介させていただきました。

 

 

新しい年を迎え私の豊富ばかり綴ってきましたが、大切なことを見落としていました。

それは仕入れ先や、この店をサポートしてくださる水面下の人達への感謝の気持ちです。

 

ビジネスだけに感謝の気持ちで終わらせてはならないのだが、新しい道のりを踏み出すためにも、応援部隊がなくては何もできません。

 

その意味でも大切にしたい仲間であり、信じあえる関係の中で私の存在が生かされます。

 

頼りない店主ですが今年も力をお貸しください。そして間違っているところがあれば、苦言を呈してください。

お願い致します。

 

そのことを今日のキャンパスに書き記すことにしました。

 

それではこれで閉じることに致します。

お休みなさい。

  

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