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或る本に「仕合せ拍子」(しあわせびょうし)という言葉が書いてありました。
その意味はうまく幸運に巡り合うということだそうです。
仕合せ拍子の「拍子」は、物のはずみとか、調子という意味です。
そして、幸せという言葉は、もともと、「仕合せ」と書いて、単なる巡り合わせという意味でした。
それがやがて、よい巡り合わせを仕合せと呼ぶようになり、「幸い」を意味する「幸」と結び付いたそう
です。
不幸な仕合せ(巡り合せ)になるかもしれないのに、幸せな仕合せしか考えない・・・。
「仕合せ」という言葉も、プラス思考で「幸せ」になったようですが、日本語って私たちの知らない深い意味があって面白いですね~
それでは今日の記事です。
今朝仕入先から、この案内状が店の届きました。
昨年も参加させていただいた東京での着物や帯の展示会の案内状です。
会場は文京区にある「椿山荘」で、会期は2月17日(日)・18日(月)の二日間、一般のお客様を対象にした春の展示会です。
石川県に店舗を持つ私が、どうして遠く離れた東京の展示会に興味を持つかと申しますと、販路を広げたいと思って始めたブログが、年数を追うごとに県外の方から着物相談やご注文が入るようになり、今ではネットからの販路に夢を託すまでになりました。
そんな折に、神奈川県からわざわざお越しになられたお客様が、東京で展示会をすることを薦めてくれくださったことが切っ掛けとなり、新しい道を探したいと初めて銀座での展示会に参加させていただいたのが平成23年9月のことです。
このブログで展示会の呼びかけをしたところ、多くのお客様が来て下さいましてね~
その時の驚きは生涯忘れることはないでしょう・・・
同時に市場の大きさと、ネットからの出会いから広がる世界に期待を寄せる私がいました。
それから半年に一度、東京での展示会に参加させていただくようになりましたが、現実はそんなに甘いものではありません。
昨年の秋に開かれた東京での展示会は悲惨でしたが、毎年ネットからのご注文が増えていることを考えると志を捨てきれません。
そして、新たな気持ちで「椿山荘」での展示会に臨んでみたいと考え、今回の案内状を取り寄せたしだいです。
電話でしかお話しが出来ないお客様とお会いしたい。
メールでしか繋がりを持てないお客様とお会いしたい。
このブログを静かに見守っていただいている方々とお会いしたい。
故郷を離れ、東京近郊で生活をしていらっしゃるお客様とお会いしたい。
欲張りかもしれませんが、細くて弱い繋がりの糸に未来を感じずにはいられません。
そして、私はこれまで培ってきた仕事を通して、お役に立つことができる機会をいただけるのであれば、ベストを尽くしてみたい。
2月17日(日)・18日(月)の二日間に託した私の願いがそこになります。
興味を持たれている方は是非ともご連絡ください。
また、尋ねたいことがあてば気軽にご相談ください。
今日のキャンパスには幸運に巡り合う「仕合せ拍子」の言葉を書き込むことに致します。
ここに掲げた平成25年度の「十三詣り」の募集が始まりました。
詳しい内容については日を改めれ記事にしたいと思っていますが、この春、小学6年生を卒業される男女が対象者となります。
参考までの平成24年度の十三詣り様子をブログ記事にしているので、ここに添付させていただきます。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







