今日はこれからの季節に着る着物、それもとても個性的で、かっこいい着物を紹介してみます。
(あくまでも私の好みですがね・・・)
今年注文したプレタ(仕立て上がり)のこの着物です。
水色のボーダーラインに白い薔薇の柄に、リバーシブルのレースが付いた細帯を合わせてみました。
おそれく着物好きの方でも、このような色使いの柄を見たことがないのでは・・・・・
撫松庵の会社を窓口として、今年発表されたポリエステル地の着物ですが、この斬新さに脱帽です。
私には「昭和ロマン」という感じがしてなりません。
こんな着物に日傘なんか持って横断歩道を歩いていたら、思わずカメラに収めたくなるんじゃないかな~
そんな魅力に取りつかれる装いです。
これぞキモノファッション、
どんな洋服と比較しても引けを取ることはないでしょうね~
それに、着物のお値段が¥34、650というリーズナブルさが魅力的です。
これまで着物は好きだけど、ワクワクする装いに至らないなどと不満を持っている方に、是非一度チャレンジしていただきたいですね~
この着物に合わせるパーツを私の独断で提案してみます。
撫松庵から今年発表させて小物たち・・・・・
細帯は薔薇の輪郭に使われているワイン系のレースが折り込んである、西陣織の絹素材、勿論レースもシルクで軽くて柔らかい帯です。
片側のレースが薔薇の花で張り巡らされて可愛いでしょ・・・・・
お値段は¥29、400の品です。
そしてもう一つお勧めしたいのが、写真にあっぷした下駄です。
ご覧になったお判りのように、鼻緒に黒の薔薇のレースが付いています。
台の色も赤みががったオシャレな色で素敵ですね~
ここまでなら、いつもの撫松庵という感じですが、下駄の形に魅力を引かれています。
一つには台がスリムであること。 (真上から見るとお判りになると思います)
そして、かがとが6㎝の高さゆえに、履きやすさを考えて流線型になっていることです。
アップすることが出来ませんでしたが、この下駄に白や水色のレース足袋を履くと完璧な装いになるでしょうね~
この下駄のお値段は¥14、490になります。
(細帯も下駄も同タイプの色違いがあります。)
いかがでしたか・・・・・
私はしびれてしまいましたが・・・・・・
どうかこのような装いで自分を変えて見て下さい。
着物の装いは伝統的な着こなし方に魅力を感じる方と、個性がなくてはつまらないという人との二通りの考え方があります。
しかしながら、お客様と接していて、個性を表に出したいのに人の目が気になって踏み出さない方が多くいらっしやることを感じています。
素敵な着物とは、人の心に残る装いです。
心が引かれる着物に出会うことがあれば、是非ご自身の新しい扉を開いてみて下さい。
コーディネートを間違えていなければ、最高の気分になれますよ・・・・・
最後に、冒頭のアップした着物は、単衣時期にお召しになれる着物です。
つまり、5月頃から10月頃まで着ることができる訳ですが、肌寒さを感じるお天気にお勧めしたい品があります。
それは、このレースの長羽織です。
これも撫松庵から出ているプレタ仕立ての綿と化繊の混紡素材のお品です。
私たちの業界では「チリ避け」とも呼んでいて、着物や帯をホコリなどから守るという意味合いの羽織でもありますが、このような着物に合わせると、とてもオシャレだと思いませんか・・・・・
爽やかな風が吹き、その風を受けてレースの長羽織が揺れる・・・・・
想像するだけでもカッコいいねすね~
お値段は¥37、800とリーズナブルな価格で、折りたたんでもシワにならないのが特徴です。
このようなお品もありますので、どうか参考にしてください。
今日は随分盛り沢山の記事を書いてしまいました。
ワクワクする商品が入荷すると嬉しくて、つい多くを語ってしまいます。
それもこれも、みんな私の可愛い娘です。
この勢いはしばらく続くと思うので、どうかお付き合い下さい。
それでは今日はこれにて・・・・・