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今日は着物で春を呼び込みたいと思います。
どうか最後までお付き合いください。
最初はこの薔薇のかんざしから・・・
春といったら桜になるのでしょうが、ここはあえて白い薔薇のデザインでエレガンスさを表現してみようと思います。
コーディネートしてみた着物は、春らしい色合いの若草色地の小紋に、オフホワイト系のベージュ地の塩瀬帯。
とても上品でしょ・・・
角度を変えてアップしてみましょう・・・。
清楚な趣きが漂い、入卒にお召しになる控えめなお母さんの気姿うを想像致します。
染め帯なのに帯がゴージャスでしょ・・
箔を使っているからだと思いますが、西陣織の帯に負けていません。
そして、草履も合わせてみました。
鼻緒の刺繍がとてもシャープで、着物との色合いもピッタリではありませんか・・・。
とても素敵な感じにまとまったと、一人で満足しているところです。
次に帯〆帯揚げを合わせてみました。
帯〆めには、控えめな着姿を想像しながらも、格を上げる雰囲気作りに気を配り、オフホワイトの色を・・・
そして帯揚げは、ブルーグレーの霞ボカシを合わせてみました。
春らしいバランスの整った爽やかさが表現されました。
バックは白っぽいホースヘアの手提げ。
このタイプの商品は着物に合わせやすいことと、バッグに傷が付きにくいのが特徴です。
ここまでが私のコーディネートです。
春らしい色合いで、3月・4月の装いにピッタリでしょ・・・
春の柔らかな日差しを浴びて桜並木をこのコーディネートで歩いていたら、誰もが振り向くのではないでしょうか。
小紋を都会的にまとめましたが、いかがでしたでしょう・・・。
私の自己満足はここまでとさせていただきます。
さて・・・。
メールのご返事を送らなくてはならない方が今月は多くて、円滑の事が進んでいません。
申し訳なく思っている時代です。
もうしばらくお待ちください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







