小唄会を観て・そしてお客様の口コミでお越しになられたお客様

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 確か昨年のことだったと思います。

小唄を習っているお客様から、小唄のお話しを聞かせていただく機会があり、発表会があれば一度拝見してみたい・・・

そのようなことを申し上げたことを、お客様が覚えていらっしゃいまして、一週間前の日曜日にご案内をくださいました。

 

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その会が今日で、数日前からどうしたものかと迷っていましたが、3年に一度の発表会らしく、それに小唄だけの会を観たこともなく、この機会を逃したら観ることがないかもしれない。

 

そんなことを思った私は、店をしばらく閉め、拝見してまいりました。

 

会場は石川県立音楽堂・邦楽ホール、主催は「篠の会」。

 

店のことが気になって、最後まで拝見することができませんでした。

 

時代劇を見ていると、宴の席でこの小唄が出てきて、杯を交わしながら酔いしれるシーンが浮かぶもので、ここは、殿様になった気分で拝見しましたが、あまりにも高尚なもので、ついて行くことができませんでした。

 

そんな私は、殿様というより根っからの商人みたいで、会場には着物姿がとても多くてね~

着こなしに目がキョロキョロしてしまって、変なおじさんになっていたかもしれません。

 

街着の着物がこのような席に生きているかと思うと、とても嬉し思ったしだいです。

こちらのほうが私には収穫だったかもしれません。

 

 

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伝統芸能の奥深さを知ることとなりましたが、よい勉強になりました。

貴重なチケットを分けてくださったO様に感謝申し上げたいと思います。

 

さて、話は変わります。

 

昨日の出来事ですが、午後の5時半頃に「お店は何時頃まで営業されていますか?」そのな電話が入ってきました。

 

それから30分近く過ぎた頃に、「先程電話した者です・・・」と言って、一人の女性が来店されました。

 

初めて店にお越しになられる客様です。

 

その方は、或る席で心引かれるバッグを手にした女性を見かけ、まったく面識にない方に、こう尋ねられたそうです。

 

「そのバッグは何処で求められたものですか?」

 

その方は私の店で買ったことを話されたそうで、そのことが切っ掛けで私の店に興味を持つようになったことを打ち明けてくださいました。

 

なんと嬉しいことでしょう・・・。

 

そのお客様は、いったい誰なんだろう~

根掘り葉掘り尋ねてみましたが、お客様が一致いたしません。

 

私は探偵ではないので、その話は横に置いておいて、来店された方は、店の品揃えを見て驚かれたご様子で、いろいろ着物を見てくださいましてね~

 

押さえきれない感情があったのか、夏物をひと組コーディネートした品を選んでくださいました。

 

その時はダブルで嬉しかったですね~

 

これが口コミというものなのでしょうか?

口添えをしてくださった方が誰なのか判りませんが、心より感謝したいと思います。

 

今日は午後から雨が降り始めました。

金沢では煎茶道の流派のひとつ、皇風煎茶礼式の全国大会が開かれていて、500人近くの方をおもてなしするそうです。

 

親しくしてくださっているお客様が、そのお茶会の重要なポストに付いていて、この日のお茶会のことを大変心配されていました。

 

そして、この雨です。

スムーズに事が運ぶことができたのでしょうか・・・

 

 この時間はホテルでもパーティー会場にいるのではないかと思いますが、疲れて美味しい食事も喉が通らないのではないかと思います。

 

このように、深く関わりを持ったお客様が、さまざまな場で活躍しているかと思うと嬉しくなりますが、ある意味で、私の親戚のような関係となったいるだけに何かと気になります。

 

そのことを最後に申し上げて、今日を閉じたいと思います。

 

では、明日再びお会い致しましょう。