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明日は妻の月命日です。
この日が来ると、今も元気でいたら「どうなっていただろう~」、そのようなことを考えます。
おそらく仕事の面でも、家庭生活でも妻に頼っていたと思います。
子供たちも社会人になり、夫婦の時間を大切にし、旅行へ行く機会も増え、仕事も、妻の友達で賑わっていたかもしれません。
子供は自分の時間を自由に使い、仕事から戻れば夕食の支度が出来ていて、平和な生活を遅れていたことでしょう。
家族の心の支えを失ったことで、負担も増え、ギクシャクするところもありますが、なんとか踏ん張れている気がします。
きっと、お母さんが心の中に生きているから頑張ってこれたのでしょう~
仕事がうまくいかない時、子供たちの心労を感じた時、「お母さんだったらどうする・・・」そのようなことを問いかけることが多かったかもしれません。
姿が見えなくとも、力になってくれていたことに感謝したいですね。
明日はお母さんに近況を伝えに行きたいと思っています。
話は変わりますが、先日、江戸ちりめんの押し絵の屏風「狐の嫁入り」を収めた東北のお客様から、新たなご注文をいただきましてね~
ご実家のお母さんが子年(ネズミ)だそうで、江戸ちりの屏風「ねすみの嫁入り」が欲しいとの電話をいただきました。
お作りした屏風がとてもお気に召していただけたのでしょう~
その作品がこちらです。
世界にひとつしかない江戸ちりめんの「押し絵屏風・狐の嫁入り」
高額な商品だけに、再びご注文をいただけるとは思ってもいなかっただけに、天にも登るような気持ちでした。
そして、その他にもご注文をいただいたのです。
ネットから販路を増やしたいと試行錯誤している中でのリピーターだっただけに、この感激は計り知れない物がありました。
何をトライするにしても近道なんてないような気がします。
毎日の積み重ねがいかに尊い物なのかを教えられた出来事だったかもしれません。
信頼を裏切らないよう、私の持てる力を注ぎ、幸せを伝えられる店になりたいと心の誓う私でした。
今晩の夕食は各自で済ませて欲しいとの電話が娘から入りました。
お腹も空いてきたので、これで記事を終わりにします。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






