今日は新しく用意したひまわり柄の刺繍帯で単衣紬をコーディネートしてみたいと思います。
季節的には5月~6月頃の装いとなりますが、季節の先取りとし提案するものです。
それがこの画像で私の店らしいコーディネートでしょう。
それにひまわりの柄が都会的なセンスがあって心惹かれるものがあるでしょ・・・
地色は深いボルドー色で遠目には墨色に見えるくらい濃い目の色といえるかもしれません。
沈んだ色合いの中で鮮やかに輝くひまわりは、締める方の心を表す着物美人といえるものがあるのではないでしょうか?
とても素敵です。
この帯は単衣・夏用の着物に合わせる帯として作られたもので、涼感を出すために流水のような紋織を加えた織の帯地に、上から刺繍でひまわり柄を表現したものなんですね~
帯に力があるので、軽い柄であれば附下にも合わせていただけるのではないかと考えています。
ここでは帯の柄を際立たせることを考え、白っぽい小格子柄の単衣用に織られた士乎路紬(しおじつむぎ)に合わせてみましたが、無地感のある江戸小紋などに合わせてもおしゃれかと思います。
それではこのコーディネートに帯〆と帯揚げを加えてみました。
2種類の色を使ってみたのですが、いずれも魅力的なもので絞り切れないままにアップしてみたのでご覧ください。
涼感を出す意味ではこの水色が素敵かと思っております。
優しさを出すのであれば紫がいいかな~
帯〆の色の使い方で装いの表情が変わりますが、貴女だったらどちらの色がお好みでしょうか?
どちらもスッキリしていて、おしゃれだと思います。
このような組み合わせで街中を歩く姿を見かけたら、ストーカーになってしまいそうなおしゃれな装いです。
話題は変わって、次女の孫「美月」が今日で満一歳になりましてね~
彼女の成長が喜びに変わる記念日で、この日曜日に家族皆で祝ってやりたいと計画しているところです。
すくすくと育っていて、笑顔を届けてくれる存在になっています。
歩くこともできるようになり何にでも興味を持って目が離せませんが、その時々で表情が変わる様が滑稽でなりません。
離れて暮らしていると、店に寄ったときに見せる笑い顔や泣き顔、時には怖がる表情までもが、まぶたの奥に残像のように残り、また会いたいと思う気持ちに駆られます。
通学路を歩く小学生を見ると、いずれ孫も大きなランドセルを被いて学校に通うんだろうな~、とか、2・3人で自転車に乗って遊んでいる中学生を見かけると、孫も自転車に乗って遠くまで遊びに行くようになるのだろうな~
なんて、成長していく女の子の姿を想像しながら、どんな子になるのかと考えてしまいますが、家族や友達に愛される明るい子に育ってほしいものです。
今はそおーっと見守りながら、社会のルールを一つ一つ教えられることができたらと思っていますが、孫の表情を視ていると、けがれない純粋な眼差しが家族の幸せの核となり、その周りを私たちが歩いていることに気づかされます。
家族の王様的存在は、この先、わがままを覚えていくのでしょうが、大人は我慢も教えてあげないと、バランスの悪い人間になることを心に留めておきたいですね。
娘には孫の洋服を買ってやりたいことを伝えていますが、もしも妻が元気だったら、もっともっと喜ぶことをしていたことでしょう。
男ってこんなものですが、2か月違いの孫と一緒に、元気で明るい子に育って欲しいと願って止まない爺がいることを「美月」の誕生日を機に言葉にしてみました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。