来る9月に開催する「銀座での展示会」のお誘い・そして山ブドウのバッグ

 今朝起きてオーディオを鳴らすと、とても懐かしいメロディーが響き始めました。

 

誰がこの曲を・・・

 

おそらく長女がCDプレイヤーに入れたままにしていたのだと思いますが、私が二十歳前後にレコードが擦り切れるくらい聞いていた荒井由美(松任谷由美)の音楽です。

 

ギラギラした夢と迷い道のど真ん中で、やりたいことが見つからず、大の地になって天井を見つめながらお守りのようにして聴いていた音楽でした。

 

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なんて懐かしいのだろう・・・

お母さんも荒井由美が大好きだったな~

 

当時のことがセピア色になて脳裏に浮かび、流れるメロディーに癒されながらも、体が自由に動きません。

 

原因は昨日の階段落ちです。

 

右手の親指を突き指したことも判り、右手に力が入らず、そればかりか、たんこぶがしっかり残っていて髪にブラシを通すと痛いんですね~

 

ドシな話しですが、いつもとはちょっと違った朝でした。

 

 

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最初の映像は、山ブドウの蔓(つる)で編んだバッグに、エッグ型のような、指先がこぼれない下駄で、こだわりの小物をコーディネートしてみました。

 

素朴さが面白いでしょ・・・

 

このコーディネートに着物を合わせるとしたら、綿麻か小千谷ちぢみの着物がくるのかな~

それとも、作務衣でお買い物って感じかな~

 

ラフな感じが郷愁を誘います。

 

 

さて、遅まきながら8月の店作りに入りました。

 

夏物がお盆を節目に力強さを失うだけに、しばらくは7月の延長で夏物の割引が続きます。

そんな環境の中で、浴衣の駆け込み需要がないかと、浴衣の館は今も健在です。

 

そして、お盆が終わると秋物にシフトが変わり始めますが、その前に、関東圏の方にご案内したいことがあります。

 

 

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それは、今年も銀座で秋の着物た帯の展示会、「ひしの美会」が開催されされます。

 

早くから主催する仕入れ先の担当者から展示会のお誘いを受けていて、参加する意思を固めました。

 

ついては関東圏の方に、ご案内をさせていただきます。

 

   ー 2013・秋の 『ひしの美会』 -

 

 ◆日時は 9月7日(土) AM10:00~PM6:00 まで

          8日(日) AM10:00~PM5:00 まで

 

 ◆会場は 銀座フェニックスホール

          銀座3-9-11 紙パルプ会館2階

          ☎ 03-3543-8118

 ◆内用は 秋物の和装(着物や帯)の提案です。          

 

なぜ、このような風変りなご案内をさせていただくかと言いますと、ブログをやり始めてから、年月と共に着物相談やご注文を、県外の方からいただくようになりました。

 

ブログが出会いの場を広げていることに驚きを持つ日々ですが、距離が離れている分、なにかとご不便をお掛けすることも少なくなくありません。

 

時には、遠くから店までお越しになられる方もいらっしゃいますが、そのような方は一握りで、他に何かいい方法がないかと思っていた時に、ブログで出会った人から、「東京で展示会をしてみたらどうなの・・・」、そんな感じで背中を押してくださるお客様がいらっしゃいました。

 

ちょうどその時に、東京の仕入れ先が「ひしの美会」のご案内状を送って来て、ブログで展示会があることを呟くと、案内状を送って欲しいとのメールが届きましてね~

 

その事が切っ掛けで、初めて東京での展示会に参加させていただいたのです。

 

それが2年前の9月のことでした。

 

その時は、もしかしたら東京で販路が広がるかもしれないと、大きな夢を持って銀座に向かいましたが、現実はそんなに甘いものではありませんでした。

 

昨年も同じ時期に参加させていただきましたが、夢は夢で終わってしまいましたが、どうしても諦めることができません。

 

一方でブログからご注文は年々増えていて、この出会いをもう少し膨らましたいと思う気持ちは年々大きくなっていくばかり・・・

 

私にチャレンジは、お客様が暮らす街へ行って、着物を買っていただくことではありません。

 

究極は、私も商売人ですから、そこまでたどり着きたいと思っていますが、物事には順番があります。

 

一番に自分を知っていただくこと。次に、ご自身のテーストに合う品揃えであるか、更には、満足できる関係が構築できるものなのかを確認することから始まります。

 

このことがクリアーにならなければ、お客様の関係にはなりません。

 

私はその事を充分承知していて、まずは生の自分を知っていただくことから始めたいのです。

つまり、東京での展示会の場は、ご挨拶をする場だと考えていますし、新しい販路はこのことが終わってから始まると解釈しています。

 

だから、ブログを見ていただいている方の近くに行きたい、会ってお話しがしたい。

そして、私の感性が通用するものなのかを確かめたいのです。

 

これが正直な思いですが、着物に関心をお持ちの方で、時間が取れる方は、是非遊びにいらしてみてください。

 

ご連絡をいただければ、ご案内状を送らせていただきます。

 

 

小さな商圏で着物屋を続けて行こうと思うと、並大抵の努力では叶わない現実があります。

 

私は現在の業態を変えたくないと常日頃から考えていて、着物離れが止まらないのなら、販路を広げる意味でこのブログを続けています。

 

なかなか実を結ぶものではありませんが、輝く星が必ず見つけ出せると信じているし、どんなことがあろうと、その想いを失うことはありません。

 

そして、その力が新しい道を切り開く切っ掛けとなっています。

 

着物や和雑貨を通して、出逢った人達に幸せを運ぶことができるのか?

私のチャレンジは、いつも、これからだと考えています。

 

そんな私ですが、どうか、これからも見守っていてください。

 

燃え上がった心が治まらず、長い記事になってしまいましたが、これで終わりにします。

 

それではお休みなさい。

 

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